イデオロギーに支配されると、作品そのものの評価も変わってしまうていうのは、先週の『風立ちぬ』に続き、まさにその通りですね。この騒動を知った時、最初に思い出したの、皮膚垂れ下がって歩く人たちの絵です。あの絵を書ける『業』は凄まじいですよ。20年ほど前に一読しただけですが、未だ脳裏に焼き付いてます。昔見た雑誌で、60年代に活躍した芸術家(確かミュージシャン)の奥様のインタビューがあり、記者が『あなたの旦那の作品は素晴らしい、だがドラッグをやってたのは許せない」とブッ込んだら奥様が『あなたは悪魔と契約してまで、作品を作りたくない人なのね』とサラリと返してたことを、思い出した今回のライジングでした。
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小林よしのりチャンネル
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イデオロギーに支配されると、作品そのものの評価も変わってしまうていうのは、先週の『風立ちぬ』に続き、まさにその通りですね。この騒動を知った時、最初に思い出したの、皮膚垂れ下がって歩く人たちの絵です。あの絵を書ける『業』は凄まじいですよ。20年ほど前に一読しただけですが、未だ脳裏に焼き付いてます。昔見た雑誌で、60年代に活躍した芸術家(確かミュージシャン)の奥様のインタビューがあり、記者が『あなたの旦那の作品は素晴らしい、だがドラッグをやってたのは許せない」とブッ込んだら奥様が『あなたは悪魔と契約してまで、作品を作りたくない人なのね』とサラリと返してたことを、思い出した今回のライジングでした。