がんT のコメント

今週も配信、お疲れ様です。
『女性天皇の時代』読んでいます。推古天皇から皇極天皇、そして大化の改新に至る流れは、続けて読むことの意義を感じました。小学生の頃の「まんがで学習」から、高校の日本史の授業、それ以降も何度も反復している歴史上の出来事が、女性天皇を中心に据えると何とも新鮮な味わいを感じられます。活字の大小の効果なのか、抑揚に富む展開も味わえます。勿論、事実を構成した物語の作り手でもある、よしりん先生の手腕にも感服しております。
前述の書籍、そして今週の『ゴー宣』と、歴史について考えることがことさら多い今年の盆でありました。歴史はいわば縦の繋がりで、対する横の繋がりは共同体(この場合は主に地域)です。これらのことを『戦争論』で描かれていますが、私の場合、深く考える契機が、この盆だったように思えます。もし『戦争論』を成人までに読まなかったら、この感慨は稀薄なままだったのかな……。そう思うとつくづく幸運でありました(現在30代です)。「横の繋がり」のありがたみも感じました。夏祭りもそう、農作業もそう、墓参りもそう(これは縦、横両方)……。これが盆の意義なのかな、と仕事に戻った日の朝、やや感傷的になっていました。
この件、「盆の意義について」は、皆さんはどうなのでしょうか。
後半、随筆のようでしたが、『戦争論』の効果を訴えてみました。次の著作も期待しております。まだまだ暑い日が続きますが、頑張ってください。

No.55 137ヶ月前

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