連投となりますが、お許しください。 特に刑事事件を担当する弁護士にありがちなのですが、裁判官の心証を良くしたり、自分の主張を認めさせるためのテクニックとして、「自分の非の部分をちゃんと認めつつ、違うところは違うと主張する」というものがあります。 自分の非をいさぎよく認めた上で、自分に有利な部分を主張することで、「100%自分が正しい」と主張する人よりも主張が認められやすくなるという、相手の心理的な部分に攻め入る戦術です。 今回の橋下氏は、裁判と国際的な議論を混同して、これを実践しようとして返り討ちにあったのではないでしょうか。 これは弁護士のサガなのかもしれませんが、いずれにしても同氏の国際感覚の無さが露呈してしまった印象は否めません。
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小林よしのりチャンネル
(ID:29038191)
連投となりますが、お許しください。
特に刑事事件を担当する弁護士にありがちなのですが、裁判官の心証を良くしたり、自分の主張を認めさせるためのテクニックとして、「自分の非の部分をちゃんと認めつつ、違うところは違うと主張する」というものがあります。
自分の非をいさぎよく認めた上で、自分に有利な部分を主張することで、「100%自分が正しい」と主張する人よりも主張が認められやすくなるという、相手の心理的な部分に攻め入る戦術です。
今回の橋下氏は、裁判と国際的な議論を混同して、これを実践しようとして返り討ちにあったのではないでしょうか。
これは弁護士のサガなのかもしれませんが、いずれにしても同氏の国際感覚の無さが露呈してしまった印象は否めません。