西部劇についてのQ&Aがありましたが、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』はインディアン＝悪人、の図式が外れた（おそらく初めての）映画ですのでお薦めです。
『アバター』もこの映画にそっくりでしたが、面白かったです。こういうのを観ると、一般レベルではアメリカの風潮も変化してきているのかなあ、と淡い期待を抱いてしまいますが、期待はしないほうがいいですね････。

私が個人的に、最も的確にアメリカ人の生態を描いているのは『スターシップトゥルーパーズ』という、昆虫をブチ殺しに行くSF映画だと思っています（笑）。
ハンバーガー民族が、愛国を鼓舞して戦争を仕掛けたときには、敵が理解不能の昆虫に見えているのだろうなあ、とゾッとします。
オランダ出身の監督がかなりアメリカにおちょくりを入れているかのような、色々な諧謔が散りばめられた「A級のB級映画」だと思います。