がんT のコメント

毎週の返信と質問への回答、ありがとうございます。
irikunさん、私の質問をコメントで取り上げて頂き、ありがとうございます。遅ればせながら、御礼申し上げます。
「おぼっちゃまくん こんばんワインBOX」入手しました。放映期間からすれば後半になりますが、この放映当時、私は「おぼっちゃまくん」から遠ざかっておりました。原因は大きく分けて二つあります。一つは、当時徳間書店から発売されていた「東大一直線」の方を愛読していたことです。私の「東大一直線」に関する逸話は多いのですが、別の機会に譲ります。もう一つは「アニメオリジナルの話に、あまり魅力を感じなかったこと」です。だいぶ言葉を身に付けた現在の私が、当時の私の考えを整理するならば「アニメオリジナルの話では、キャラや設定は同じでも、よしりん先生の毒や狂気は伝えきれない」といったところです。私もまた子どもという「残酷な批評家」だったのです。それらの話は今見れば「ここはよく考えて作ってるな」「ここはちょっと違うな」という楽しみ方ができるのでしょうが、当時はまだそこまで高度な見方はできなかったのです。しょこたん程のアニメ通ならば「アニメオリジナルの話もまた面白い」と言うのでしょうが、果たしてその境地に達せられるか。じっくり見ようと思います。若干、反省も踏まえています。
今回「おぼっちゃまくん」終了の真相を知り、なんとなく合点がいきました。まだ連載中に行なわれた呉智英氏との対談の中で、よしりん先生は某サラリーマンマンガ(現在もタイトルを変え継続中)を指し「マンガを完全に商売と捉えて、不満みたいなものが自分の中で沸き上がらずに延々描いていられるのがわからない。なんか自分とは人種が違うみたいな……」と語っておられます。私はこの部分を読むと「だからよしりんは御坊財閥を全社倒産させたのか!」と先生の有言実行に驚くのですが、それだけではなかったことを今回知り「自分に厳しいなぁ……」と感嘆の念を禁じえなくなりました。「先生は今でも予定調和が嫌いなんやなぁ」と「ゴー宣」を読んで思うこと、しばしばです。天才特有の「持ったが病」なのでしょうか。私はそのような方が大好きです。
質問への回答、参考にさせていただきます。「おぼっちゃまくん」も見ます(エンディングの「GO!GO!ハマちゃま」の未収録は少し残念です)。体にお気をつけて、頑張ってください。

No.28 140ヶ月前

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