「よしりん漫画宝庫」、毎回とても楽しみにしています。持っているもの、傑作選のような形で一部のみ読んだことのあるもの、初めてのもの、---どんな作品が取り上げられるのか、どのように時浦さんが解説して下さるのか、わくわくします。
　「おぼっちゃまくん」の最終巻、それもあの存在感ある甘江照輝くんが登場するお話は特に繰り返し読んでおりました。当時も大笑いしながら、ここに子育て、母親という立場、依存、人が自立して歩くことの意味がすごい深さとボリュームで詰まっていることに驚きました。---これがほんとの「圧巻」。「てるてる地獄を見たよ」は今も使える(^-^)b☆!。

　なぜここで終了してしまったのか、今回その謎が解けました。あらゆるものに拘泥せず常に脱皮し、飛沫を上げてぐいぐい進む、それこそが先生の最も自然な姿勢なのですね、ずっとこれまでも、そして今も。