遅ればせながら、ライジング感想
母系伝統社会の本、そう言えば学生時代に図書室で読んだなぁと思い出しました。どの本だったか著者は誰だったかは忘れてしまいましたが、東南アジアとメキシコの一部族のお話が中心で書かれていたように思います。かつての日本の母系社会の空気感、西遊記なんかで女だけの国という話、ギリシャ神話なんかでもアマゾネスみたいな女だけの国みたいな話は聞くので、現存する母系社会とはどのようなものなのか？という興味があったような覚えています。（暴力溢れる世になって行く流れで既に表面には無いものという印象があった事もあるかも。）
めちゃくちゃ個人的に抱いた感想としては、物凄く原初的で野性的（群れをなす動物の多くは母系集団で群れをなし、祖母世代の活躍の有無で孫世代の生存率が変わる的なやつ）、文明など発達しようがない動物的な生活であるなぁということでした。個を持つことを許される現代に生きる自分の事として考えると「無理な選択」としか言いようのないものであるように思った事を思い出します。母系社会のリアリティーを知った故に、進歩主義的発想で男系男子！男尊女卑！もっとやるべき！社会の変化進化のため！原初に戻るなんてとんでもない！ってされると、否定しにくくなっちゃうなぁって思った事を思い出しました。なので男系男子固執を伝統に絡めず極左として言うなら、まぁちょっと納得と理解はするんですよねー私的には。同意は全くしないけど。


これは必要なものなのか？という問いかけ、学生時代によく言われました。理屈が無いものに価値はないとされる世界だったので、何となくこっちがいいという感性というものは周りが納得する言語化が出来なければムダなもの必要のないものとされ（そもそも偶然や直感というものは理性よりも格下の存在なので働かせてはならないものという意識）、全てのものに理由がつかなくてはならないという世界観がほんと嫌だったの思い出します。人理が全てに入っていないものに正義はないみたいな。なんて傲慢な人間だろうか。つまんない事しか無くなりそうとしか思えなかったです。超屁理屈コネコネラベル貼りはわりかし得意に、あらゆる己の行動意図についての説明言語化にはなれたので無駄ではなかったと感じていますが、これを根本の正義にしちゃう（この世界観に効率的にマッチした思考回路を根本と据える）とヤバいよなぁと思った記憶…

決済手段が表現規制の元凶になって、日本のあちこちで問題が発生している事に激おこです！！テメーらの枠に当てはめようとすんなーーっ！！って気持ちです。ほんと木蘭師範の言う通りアメリカまじでウザいです！！！！！( `ᾥ´ )

先週の感想
学歴。
自分事で恐縮なのですが、自分、高卒学歴ないんですよね。高校中退しちゃったから。進学するためにテスト受けてそのための資格を取りました。当時、学歴＝学力みたいに思っていたんですが、取れた資格は高卒学歴ではありませんでした。当時は近所のバイトすら高卒以上の学歴を求められていたので（今は不問が多いですね(笑)）、進学卒業できなきゃかなり人生詰むわコレ( ˊᵕˋ ;)と思い知りました。（今の学歴信仰の一端ってあの頃の異様な採用人材搾りが元凶のひとつになってるんでは？って気もしなくはないです。大学行けば基礎給料が全然違う！今後高卒では食べていけるだけの給料は貰えないと思え！女なんて基本どこも雇ってくれないぞ！落ちこぼれるな！というキャリア形成指導の時代でもあった(笑)）
取った資格によって自分は、学歴とは学力の事を指している訳でない事を初めて知ったんですよね。私も香山リカに言わせれば、学問に憎悪があるってやつなのかなぁ。学ぶ事は好きだし、見える世界が広がっていく感覚と今までの知識や体験、感性が繋がる瞬間の輝かしさだって大好きなのに。彼女らｱﾀﾏｲｲ連中の言う学問って、答え合わせの出来るままごと知識バトルでしかないのならまぁ、そうですね嫌いですね、憎悪ありますねって気はしなくもないですけど(笑)学問ってそれで良いのかなあー良くないよなぁーって思いますね。彼女らの言う学歴とはその知識バトルの上位プレイヤーみたいな感じなのかなぁ？そういう価値観の元で生きていないのでわからないですけどね。

法が神かぁ…。すごい価値観ですね。人間ごときが組んだAIが神になりうるような感性はこっから来てるのかな？ってふと思いました。頼むからほっといてくれって感覚になっちゃいますね。平気で畳を土足で上がるなよって思います。追っ払う為のよそはよそうちはうち感性どこいっちゃったの？愚かな優しさが溢れている気がしました。