昨夜の「歌謡曲を通して日本を語る」すごかったです! 特にラストの曲「丘の上の愛」。知らない曲でしたがそれまでのコンプラ違反を吹っ飛ばした曲の数々、その締めにこの曲を持ってこられたのが昨夜のテーマの集大成のように感じました。 「愛」のエゴを許容しない、表面的な男女平等の価値観でぶった斬る不粋さと醜悪さこそ糾弾されるべきですね。愛は理屈ではない。どうしようもなく求めてやまない情動であり、人として生まれた宿命であるとも思えます。昭和の作詞家、ミュージシャンの言葉の紡ぎ方の素晴らしさにうっとりさせられました。小林先生の歌唱もますます磨きがかかってより強く情感が伝わってきました。 最初の曲の「浪花恋しぐれ」。テレビで聴いていた当時から「自分にはごめんだな〜」の感じていた曲でしたが、昨夜の小林先生とチェブリンさんの唄とトークで「なるほど!」と楽しく聴けました。「恋の奴隷」もギョッとする歌詞ですが、お互いが主体的に愛し合っている世界だからポリコレでキャンセルするのは野暮ですね。 「カサブランカ ダンディ」もそうですがポリコレに配慮して萎縮したところからはつまらないものしか生まれない。人間の欲望や情感は清濁併せ持つものですから、表現の世界は自由でなくてはならないと強く思いました。 「黒の舟唄」の歌詞とメロディの達観した感性はすごいですね。これが10代の男女の歌とは! この番組が閉塞した感のあるテレビメディアに波及する日も近いのではと、ふとそんなことも考えてしまいました。
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小林よしのりチャンネル
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昨夜の「歌謡曲を通して日本を語る」すごかったです!
特にラストの曲「丘の上の愛」。知らない曲でしたがそれまでのコンプラ違反を吹っ飛ばした曲の数々、その締めにこの曲を持ってこられたのが昨夜のテーマの集大成のように感じました。
「愛」のエゴを許容しない、表面的な男女平等の価値観でぶった斬る不粋さと醜悪さこそ糾弾されるべきですね。愛は理屈ではない。どうしようもなく求めてやまない情動であり、人として生まれた宿命であるとも思えます。昭和の作詞家、ミュージシャンの言葉の紡ぎ方の素晴らしさにうっとりさせられました。小林先生の歌唱もますます磨きがかかってより強く情感が伝わってきました。
最初の曲の「浪花恋しぐれ」。テレビで聴いていた当時から「自分にはごめんだな〜」の感じていた曲でしたが、昨夜の小林先生とチェブリンさんの唄とトークで「なるほど!」と楽しく聴けました。「恋の奴隷」もギョッとする歌詞ですが、お互いが主体的に愛し合っている世界だからポリコレでキャンセルするのは野暮ですね。
「カサブランカ ダンディ」もそうですがポリコレに配慮して萎縮したところからはつまらないものしか生まれない。人間の欲望や情感は清濁併せ持つものですから、表現の世界は自由でなくてはならないと強く思いました。
「黒の舟唄」の歌詞とメロディの達観した感性はすごいですね。これが10代の男女の歌とは!
この番組が閉塞した感のあるテレビメディアに波及する日も近いのではと、ふとそんなことも考えてしまいました。