ひとかけら のコメント

まいこさんの今朝のブログの感想です。

桐壺帝に愛された桐壺更衣は「いかまほしきは 命なりけり」と臨終の和歌を詠んで命を失うのを恐れていたのだと思います。命の有る道に行きたいのと生きたいという言葉を掛けていたのでしょう。命を保って帝の御胸に飛び込みたいという風に私は意訳したくなります。周囲の嫉妬を浴びながら生きるのは辛かったと思いますが帝に愛される事で乗り越える事が出来るという思いもあったのでしょう。
美人でモテるのはひょっとしたら辛い経験もするのかも知れません。光源氏は妻が居ながら母親そっくりの藤壺女御を愛する事になるとはエディプスコンプレックスを持ち父親を乗り越えていないと感じます。
夫婦の絆の沙耶の死によって本当の愛を一郎と蜜子は知り本当の夫婦の絆を築いていって欲しいと思います。

No.100 7ヶ月前

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