コチャコ のコメント

遅ればせながら、今回のライジングの感想を。
「泉美木蘭のトンデモ見聞録」第323回「神社本庁と神道政治連盟のこと」は前回に引き続き、男系カルトと化した神社本庁という組織の無茶苦茶さが詳しく書かれていて、初めて知ることも多く皇室典範改正を妨害する男系カルトの
組織が炙り出された貴重なレポートでした。統一協会だけでなく、神社本庁も私利私欲の権勢欲に塗れた人物が牛耳って
国益を毀損し、そんな組織の団体票を頼みにする政治家がいるとは世も末です。今後もその闇の実態がどんどん暴かれるべきです。
小林先生が今回紹介された瞽女のお話、小林ハルさんの動画と「はなれ瞽女おりん」を週末に観ました。
旅芸人一座は時代劇、大河ドラマでも度々登場していましたのでイメージでは知っていましたが、瞽女についてはあまりよく知りませんでした。
小林ハルさんの忍耐強い、真正直な生き方に感動しました。ハルさんがあれほどの苦労に耐えられたのはご本人の真面目で善良な気質と、やはり幼少期の母の厳しさが「母の愛」だと信じられたことと、自分の芸に矜持があったからだと思います。人に聴かせるだけの技量を身につけるのは並大抵のことではないのがハルさんの修行を見てよく分かります。
「はなれ瞽女おりん」は、瞽女の芸や生活が印象深く描かれていましたが、むしろ社会的弱者、被差別者の悲哀がより強く印象に残りました。昔の社会的弱者が肩を寄せ合うように世間で生きていく為には厳しい掟があり、そこから「はなれ」てしまった1人の美貌の瞽女の愛と悲劇の物語です。昭和の映画はなんとも言えず、画面の匂いまで生々しく感じられる雰囲気と情景の美しさの描写の力強さが際立っているように感じます。
「歌謡曲を通して日本を語る」でもまたこのような芸能の歴史のお話が聴けるのを楽しみにしています。

No.91 8ヶ月前

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