先生が紹介された「はなれ瞽女おりん」と、小林ハルさんの動画を見ました。

室町時代ごろに生まれた瞽女という芸能が、目が見えない宿命を背負った
明治の子供の身を助けることになる、先人の知恵と時間の壮大さに、
歴史の前に謙虚な気持ちを忘れてはならないと思いましたし、
一神教とは違う、日本独特の信仰心があのような生き方を支えていること含めて、
日本の文化の豊かさを感じました。

〇〇ガチャなんて言い方が流行り、宿命を受け入れるなんて否定的にしか捉えられない現代人に、
宿命を受け入れ、その先の姿まで見せてくれたハルさんの生き様は、
本当に仏様のようで、その歌声は画面越しにでも、心に迫るものがありました。