くりんぐ のコメント

ライジング配信ありがとうございます。

木蘭さんのトンデモ見聞録・第322回「古代の『斎王』と伊勢神宮『祭主』のこと」拝読しました。


伊勢神宮の「祭主」と、古代・中世の神への奉仕者「斎王」を混同してる竹田恒泰。
愛子さまに皇位を継がせたくないあまり、伝統捏造するとは、アホですね。


天皇の娘さんが神宮の祭主をされるようになったのは、北白川房子さんが最初。
伊勢神宮の長い歴史から見れば、つい最近のことで、それ以前は男性ばかり。
伝統は変わるものなのだということが、よく分かります。


男系派が自滅するのは勝手ですが、皇室を巻き込まないでいただきたいものです。




2. ゴーマニズム宣言・第528回「鳥山明の最大の功績とは何か?」拝読しました。


鳥山先生がジャンプで連載される前のジャンプの表紙って、めっちゃ男くさい劇画ばかりだった記憶があります。
丸っこいながらもリアルさを感じさせる絵を描かれる鳥山先生が現れなければ、男くさい劇画スタイルがさらにリアルに男臭くなっていたんですね。
劇画系の漫画は何となく苦手なので、私が今漫画に親しんでいられるのも鳥山先生のおかげなのかな、と思いました。


鳥山先生が描きたかった無邪気な少年の冒険ものは人気を得られず、売れるため仕方なく戦闘漫画に切り替えたら、そっちが人気出てしまって描き続けることになったのは複雑ですね。
原稿料を出してくれるのは大元を辿れば読者ですし、その読者が喜ぶものを描くのは商業誌で連載する漫画家にとっては宿命のようなもの。
作家が描きたいものだけ描いても人気投票で上位に入れず、上位に入れなければ連載は打ち切られ、描きたいものも描けないしお金も入らない。
読者の喜ぶものと、作者が描きたいものとのバランスの戦い。
作家の描きたいものと読者が喜ぶものが一致すればいいんですけど、それは極めて稀なのでしょう。


鳥山先生には、読者の喜ぶものを描き続けられる力がありました。
その中でも「Dr.スランプ」のタイトル等、どうしても譲れないものは譲らなかった。
そのバランスをとるのが上手い方でもあったのだと思います。



No.171 7ヶ月前

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