くぁん のコメント

先ず冒頭、議論に入る上でとても重要だと思われる『イデオロギーと思想の違い』が明確にされたのは凄く良かった♪チェブリン良い仕事☆

もうひとつとても良い質問だと思ったのが、「"反戦"とか"平和"もそれを希求するのは"感情"じゃないか?」でした。
それに対する小林先生の「ウクライを見るがいい!」の解答がイカしてた!

いわゆる"戦後民主主義"というイデオロギーから派生した"反戦"とか"平和"ってのも、最初の『イデオロギーと思想の違い』に戻ると、歴史や思想を経てないものだから、これは"情"というより、無機質で人工的に固定化された、念仏にも近いイデオロギーそのものだと理解した。戦後民主主義というイデオロギーから生まれ落ちた感情に過ぎないという事(自分の事でもないのにもらい泣き、嘘泣きしてしまう感覚?それが大事!と言われてるような…違うか!?笑)ですね?

王制を否定し、フランス革命の3大理念である『自由•平等•同胞愛』からスタートしているアメリカに、歴史に基づく保守思想なんてあるばずがないし、左翼国家内の自由と平等の"分断"なんて、日本から見ればせいぜいコップの中の争い程度のものなんだからほっときゃいいのさ!そもそも思想なんてしだしたら、たちまち矛盾に行き着いてしまうのだから、今の米や仏の"幼児性"はなんとなくわかる気がする。赤ちゃんの脳みそを移植された女性の映画の話がありましたが、まさにこの女性の自由奔放さが両国に重なって見えてしまいました。

革命後のフランスで、その"同胞愛"で組織されたナポレオン軍がメッチャ強かった話も、当時、王制を続ける他のヨーロッパ諸国にとっては脅威だったろうし、イデオロギーでメッチャマッチョ(俺のやる事は全て正義!)になっていったアメリカなどと共に…その後の帝国主義に一部繋がって行ったような気もします。

日本のサブカルが世界を席巻してるのも、歴史に醸成された知性や慣習が散りばめてられているからであり、まさに『歴史の連続性の賜物』であるということがよく解りました。

『保守思想はイデオロギーではないのか?』のテーマについても、ゴーさんのいうようにそれはそれで良いと自分も思う。呼び方の自由だから(議論する上で、思想との違いを明確にするのは大事だけど)。もし、小林先生が常々言っている『歴史に基づいたバランス感覚』というのが保守のイデオロギーだと云うのなら「そうだ、やってみろ!」だし、各々持ち帰ってみたところで「思想し続けなさい!」という哲学、教え、メッセージなのだから、振り上げた拳だって行き場を失くしてしまうよ(笑)。つまり、リベラルが振り回すイデオロギーとは全然違うという事で。

今日の議論を聴いていて、最終的に思ったのは、もちろんマスコミや国が…というのはあるが、自分にとって大切な事は庶民であり続けること。そして大衆という一塊にならない為に思想し続けること。その為に、特に勉強する必要もないし(これが嬉しい♡)、日々生起する問題を思想し、整理する事だなぁ〜としみじみ感じました♪

No.78 9ヶ月前

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