希蝶 のコメント

 竹宮惠子先生について触れたついでに、もうすこしだけ、無駄話を。

 竹宮先生というと、「地球へ…」もありますが…(アニメ版はともかく、漫画では)本当に何も報われていな結末だ、と感じました。わたしのきょうだいは、あの結末を「無感動のラスト」と言っていました。ある意味、横山光輝先生の「マーズ」に似ているのかも(あれはまだ、人間の業の深さを語ってはいます)。
 しかし…私は、あのラストをパレスチナとイスラエル関係に重ねました。そして、あの時点ではあんなふうにしかならなかったけれども、将来の子供たちは何らかのルールや秩序を生み出し、マイナスやゼロの中から何かを再建してゆくのではないか…という解釈は綺麗事過ぎるのでしょうか?
 きょうだいは、「宇宙を旅する孤独がどれだけのものか、分かるのか」とも。のちに、(名前をあげてはいけませんか?)萩尾望都先生の「六月の声」を読んだ時、納得はしましたが(あれも後味が悪いかな?それとも、少年はそういうふうにして成長する、ということなのか。私は少年が慕っていた女性の思いと行動の方に感動しましたが)。
 
 ウクライナ戦争は、何としてもそういう事態にはならず、ロシアの敗北で終わって欲しい、トランプの対立候補の国連の女性のかたも、そういう意味で候補を降りたのでは、何としても今回だけは(キャンセル・カルチャーがあったとしても)バイデンが勝利して欲しい、と(よその国の選挙ですが)のぞみます。

 私は「ファラオの墓」みたいな(かなり悲しいことはあったけれども)ハッピーエンドの方が好きです。「変奏曲」も…次世代の話まで完成させて欲しかったかな?
 以上、(全然ライジングとは関係のない)とはずがたりでした。

No.33 7ヶ月前

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