K O のコメント


こんばんは
色々と考えてみましたが

まずは チューリップ
先日は心の旅で盛り上がりましたが
1980年の「虹とスニーカーの頃」
「ワガママは男の罪 それを許さないのは女の罪」
九州男児炸裂の一曲です。

続いて 矢沢永吉さん
1992年 「Any Time Woman 」
作詞ははっぴいえんどの松本隆
作曲はキャロルの矢沢永吉の夢のタッグ
まさに鶴田、藤波。ブッチャー、シン。
個人的にはこの曲大好きで
おそらく松本隆さんは当時の終わったとはいえ
残党的なバブルな女性達とそれに群がる
男を皮肉り、歌う矢沢永吉を強く対極に置きたかった。のではないかと察します。いい曲なんすよ。英語詩もあります。曲はキャロル時代からあったものに松本隆が詩をつけたものです。フランクザッパの息子がギター弾いてます。
「俺の視界からGET AWAY」は、ちょっと松本さん行き過ぎかも知れん(笑)カッコいいので聴いてください〜

石川ひとみ、カヴァーなんですが
1981年「まちぶせ」
作者は荒井由美時代のユーミンすが
おそらく恋愛ソングで不倫以外なら
この曲が最大の時代の変化で歌えなくなった曲では
ないでしょうか。
当時で70万枚、テレビのチャート番組で3位
紅白にも初出場の大ヒット。
作詞も最初の歌手三木聖子さんも、石川ひとみも
この歌詞に共感しており70万枚というセールスが全て。
それが一転ストーカーソングと揶揄される。
これもマスコミのキャンセルカルチャーのひとつ。
先日の25日日曜日、のど自慢を偶然見ていたら
ゲストが石川ひとみでした。彼女は別の曲を歌ったのですが参加者が「まちぶせ」を歌い不合格でしたが石川本人が参加者を労うシーンを思い出し、またこの曲が未だに多くの歌い手にカヴァーされている事を思うと「まちぶせ」は人々に歌い継がれていることを確信した次第です。
石川ひとみの当時のディレクターは
甲斐バンドの元ベーシスト長岡和弘氏。

山下達郎さんの
1982年発表のシティポップブームの
重要なアルバム「FOR YOU」の中で
「ヘイ!リポーター」という
死ぬほど聴いてるファンクで超絶な曲があるんですけど
「腐りかけの奥様が飛び起きるスキャンダルを
したり顔して聞かせてやれヘイリポーター」
とあるためかライブでやってもくれないし
中々ラジオでもかけてくれない曲です。
達郎、難波、広規、青純、の鉄壁のリズム,

長くなってすいませんが
最後に海外で
ザ、ローリングストーンズ
1971年発表の「ブラウンシュガー」
この曲は人気が高くライブでは必ず歌われてきましたが
2021年ミックジャガーはブラウンシュガーを
「もう歌わない」→「段階的に歌わないように様子を見る」と発表。理由はこの曲は人種、奴隷、暴力、を含んでおり(そもそも曲タイトルはコカインのスラングである)
キースリチャーズは「復活させたい」声明を出した。曲の復活の可能性はあるらしい。

何を今更誰がイチャモンをつけたのか?
ちなみに2014年3月6日ストーンズの来日公演
東京ドームに当時の安倍晋三総理がノコノコ来て
「サティスファクションという事だ」と言い残し
ブラウンシュガーの歌詞の意味など知る由もなく帰って行った。

キャンセルカルチャーは世界的な流れです。
それが日本に来ているという事を改めて
実感しました。
ロックって若者の反抗ではなく
大人の抵抗だ

長文大変失礼しました。

No.116 9ヶ月前

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