サトル のコメント

「日本のサブカルが強い理由」感想です。
(山口論破……突っ込みに手間取りました、申し訳ありません。あまりにアタマにきたので……。)

以前にもコメントした記憶があるのですが、個人的に「世界のサブカルチャー史 欲望の系譜」という(確か)以前はBS、今はNHKで放送している番組を好んで視聴しており(※世界の……と言いつつアメリカのみであり、ヨーロッパ編、日本編とあります(笑))、メインは時代時代の「映画」のテーマの変遷で、アメリカやヨーロッパ、日本を語る……というなかなか面白い番組です。

映画から……という視点が興味深く、10年単位でその推移を見てると、揺れる価値観……身悶えするアメリカが見えて「なるほどな……面白い」と思っていました。

ただ、先生が今回書かれた「キリスト教圏文化」の視点を明確には番組としては打ち出してはおらず、先生の視点で見返すと、みるみる「薄い膜」が剥がれていく思いです。

なるほど!!

で、わたしも「オレ……アホ」だな……と再認識にも(知ってたけど)。

なぜなら、この番組に出ている解説者的人物。
「カート・アンダーセン」

そう、「ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史」の著者(本当に面白い 木蘭さんもおすすめしてた)。

「ピューリタン」「モルモン教徒」「プロテスタント」からスタートする本の著者でした。

なんて粗忽者なんでしょ、私(知ってたけど……)。

キリスト教圏文化を「忘却」してるから、番組見てても……特に日本編見てると、モヤモヤして、スッキリしないんだな……と(日本編には勿論アンダーセンは出てきません)。

この番組はアメリカの番組ですから、「当然」キリスト教圏文化が前提で番組を進めてるわなぁ……。解説者も「当然」の人選だな……と。

なんて「マヌケ」なんでしょ私(知ってたけど💧)。

海外の人の「熱狂の意味」を深く考えるキッカケになりました。ありがとうございます。

余談ですが……
この番組での「クリント・イーストウッド」の捉え方が、もう完全に「偉大なる保守文化人」であり、さらに「アメリカの暗部すら作品で告発する偉大な保守人物」として「ジョン・ウェイン」的「保守」と対極の絶賛ぶりです。


No.39 10ヶ月前

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