希蝶 のコメント

 だふねさんの「ゴー宣ジャーナリスト」についても感想を記します。

 旦那さんのくだりですが、「奥が深い、なるほどな」というふうに感じました。要は人間を好きになるのは容姿の問題、あるいは性格のことなども大きいのですが、「その人が自分にとっていかに魅力的か」であり、その「魅力」を減じることはしてはならない、とか、あるいは(エゴではあるのですが)その「魅力」を感じられなくなったら、そこで夢が終わってしまう、非常に個人的で、汎用性のないものなのでは、と私は感じます。

 あと、このテーマで思い出すのは…手塚治虫先生の「火の鳥復活篇」だな、と。恐らくこのホームページを見ている人は話の内容をご存じなのでは、とも思うので省きます(ほかからリクエストがあったら記します。ちなみに私も初めてよんだのは平成の終わりの方で、以前やったアニメの「火の鳥」がいかに原作改竄をしたのか、とか思いました、あれはあれなりに面白いのですが)。

 あと、似たような話で(多分、「火の鳥」からヒントを得たのでしょう)、「勇者警察ジェイデッカー」というアニメがあります。パワージョーというAIロボットが恋におちいるという話があり…それが、どこにでもある作業用ロボットで、たまたまパワージョーには美人に見えたとかいう話で…(AIが故障させられたのかな?)。それに対して、中間のデュークというAIの故障ロボット刑事が
「あの夕焼けを見て、美しいと思う人もいるかも知れないが、なかにはものがなしいと感じる人もいる、パワージョーの場合もそれと同じなのではないのだろか?」
 というようなセリフを語るのです。それにほかの仲間のAIロボット刑事もうなづくという話…なんですが…あまり関係はないのでしょうか?
 今思えば、まんま「火の鳥」なんですが。

 私はAI手塚とかは否定しますが、AIが何を感じるのか、それが人間の感情とどうかかわるのか、というテーマには(文学として)興味を持ちます。アイザック・アシモフのSFにも、ロボットが人間になろうとして「とあること」を決断した…という話がありますが、案外、私たちが興味を持つのは、美醜を越えた、そうした「何か」(知性と精神性。どっちも自分にはほど遠いですが…)なのかも知れないと思います。

 …そんなところです。駄文をだらだらとすみませんでした。

 次回道場、さっそく応募しました。

No.40 9ヶ月前

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