殉教@中立派 のコメント

配信どもです!まずは日本人論6話の感想から。
 隠された名書「民主主義という病」をベースに、歴史の縦軸・国家の横軸へ縦横無尽。難解ではあるものの、密度の高い一話といえるでしょう。
 コロナ論に出てきた「日本人は国民主義が弱すぎる」という部分の弊害が噴出しました。自国の文化=国民主義という土壌・・というのは、言われるまでは意識しにくいでしょうね。人権普遍主義は「アラブにも人権(民主化)のドミノ倒し」と結びつき、イラク戦争の原因となりました。沖縄論と同じく「右派にも左派にも、耳をふさぎたい真実」が詰まっています。ジャニーズファンの庶民がこれをどこまで読めるかが、分水嶺になるでしょうね。
 子供の世界にも、生き残りをかけて戦う気概があります。小林先生の父も「少年よ、学ばないと乞食になるぞ!」と社会の厳しさを教えました。戦後民主主義は「社会の厳しさを不可視・デオドラント化」し、畜群のユートピアを作ったのではと思います。「国を守るナショナリズム」を肯定できない右派も左派メディアも、キャンセルカルチャーに負け、皇室を守る気概も発揮できません。絶望展開ではありますが、セールス的には失敗だったあの名著が、小林先生の思索を支えていた・・という事が分かり、読後感は満足です。

No.26 10ヶ月前

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