mantokun のコメント

ご多忙の中、ライジング配信ありがとうございます。
「国際男性デー」に関する朝日新聞新聞の記事、あまりに幼稚で馬鹿馬鹿しくて呆れ果てました。社会的弱者に心を寄せることは必要ですが、それは己の弱さや宿命の過酷さと向き合い、受け入れることを放棄した、自ら敗者でいることを選択した人をただ肯定し甘やかすこととは違います。

そのくせ朝日新聞は、常に社会的弱者に寄り添ってきた皇室のことは蔑ろにし、男尊女卑に固執する政治家の無為無策のせいで皇位継承が危機に陥っていることは報道しないんですよね。「男性らしさ」を要求する弊害の犠牲になっているのは皇室じゃないですか!取り上げる対象を間違えてるにも程があります。

「ゴジラ−1.0」はアメリカで日本実写映画の興行収入を34年ぶりに塗り替えるほどの大ヒットを記録しており、評論家や一般客からの評価も極めて高い状況となっていますが、これはポリコレばかりでつまらなくなったハリウッド映画への反感も影響しているそうです。
確かに、アメリカならゴジラと戦うのが男性だけだとか、男性陣が飲み食いしている側で女性がお酌や台所仕事をしているという描写は一発アウトでしょうが、そんな政治的な思惑や配慮ありきの映画なんて面白いわけがありません。

それなのに、一周遅れで人権真理教にかぶれ、加えて「戦うことからは逃げるべき・否定すべき」という戦後民主主義的価値観に染まりきった日本の観客や評論家に、「特攻を賛美している」「戦う男を美化している」などと「ゴジラ−1.0」に難癖を付けている者がいるのを見ると、本当に情けなくなります。
私が「ゴジラ−1.0」に素直に感動できたのは、国を守るために戦った世代の日本人がゴジラに立ち向かっていたからであり、主人公が「あいつの未来を守ってやりたい」と、幼い子供のために特攻を決意したからです。「シン・ゴジラ」にいまいち入り込めなかったのは、リアリティ路線をうたっている割に、現代日本の政治家や官僚がゴジラに立ち向かっている姿に説得力を感じられなかったからだと気づきました。また、マスコミのコロナインフォデミックのせいでマスク・ワクチンの同調圧力に苦しめられ、子供や若者の人生が潰され続けた3年間、「こんな臆病で卑劣な日本人は、それこそゴジラに踏み潰されればいいのに」と何度となく怒りに震えていたことを思い出しました。
現代日本人に愛想が尽き果てそうになった、情けない限りのコロナインフォデミックを経た今、残念ながら、「シン・ゴジラ」を観たときの違和感は当たっていたのだと思います。

No.22 11ヶ月前

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