希蝶 のコメント

 今号の感想です。まづはよしりん先生の方から…。

 現在朝ドラ「ブギウギ」では吉本興業の御曹司がモデルとされている人物が出演しており、笠置シヅ子さんがモデルとされる人物と相思相愛になってもいますが「からだが弱くて自分だけ出征できないのが悔しい。そんな中で恋にうつつを抜かしているなんて」というようなことを言っていました。
 男性だったら、こんなふうな気概を持つのではないか、それが「男らしさ」ではないか。と。それに比べて、朝日新聞の取材した記事の内容のどうしようもなさと言ったら…。
 あなたたちは建康で、まだ生きていて、生活することもできているでしょう、と突っ込みたくなります。それこそ(アメリカの話にもなりますが)、同時多発テロで殉職した消防士とかが(天国があったとして)「自分の人生を後悔していますか?」と尋ねられたら、答えは「No」なのではないか、と。

 かくいう自分も…かなりこの場でも個人的なことを記したような気もしますが…終わったことは仕方がない、それよりも、なぜ失敗したのかを考証し、今後にどうつなげるか、ではないか、と。

 それだけです。国際男性デーって、「父の日」ともイメージが違うのかな、という感じです。

 もくれんさんの方ですが、河野太郎も狭量な人だな、というのは単純でしょうか。度量が広くはないな、と。聞きたいことや見たいものだけを見たい、子供みたいな人なのかな、と(他人のことは言えないのかな?)
 「出藍の誉れ」ということわざもありますが、なんだか「チ。」に出てくる異端審問官かな?あの人はまだ本人の信念もありましたが…純粋であれば何でもしていい、ということには、その場合でもならぬような…。

 で、HANADAや百田さんや河村たかし氏のことで思うのは、「人は誰しも異なるし、自分の都合のよいように他者が動くことも、また動かせるわけでもない」という当然のことを知っておいた方がいいのでは、ということです。自分を中心に世界が動いているわけではない、と。
 これは、コロナウイルスやワクチンの件で、ロシアが医師会とかWHOとかとは違う意見を述べていたからといって、それはあくまでも「ロシア」、さらにはそこの報道機関のの意向や利益を反映したものだということではないか、と。この場に記すまでもないのかも知れませんが。
 だから、個人や所属する党派と異なる意見を他の集団が持っていたり、「公式に表明」したりしている場合、それを自己にとって都合良く解釈するのではなしに、「自分とはこの点で違うかもしれない、しかし、この点では同じ目標をもっている」でいいのでは、と。
 あまりにも当たり前すぎることですが、「意見の押しつけはしてはいけない」と自分も思っているのですが、時々逸脱している場合もあるので、記しておきます。

 私はこの場でも山本有三氏の小説などを話題にすることがあるのですが、彼が現代かなづかいや当用漢字の新字体を制定したこと(この二者はまったく別のことですが、混同されます)は(気持ちは分かるけれども)…もっと別の手段がなかったか、と思ったりします(あくまでも個人の意見です)。
 参政党も保守党も「安倍晋三」のとりあいをしているみたいですが、この部分は賛同できるけれどもこの部分はだめ、みたいに言えないものでしょうか?男系相続などについても。

 こんなところです、それでは次号を期待します。SPA!もFLASHもこれからです。

No.126 11ヶ月前

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