(メルマガの感想です) 小林先生が「偏見」について書くのは「カリスタバス・児童襲撃事件」以来でしょう(地域の目と偏見で、防犯しようという内容)。偏見を「蓄積された慣習・共同資本」扱いするのは、現代では斬新な視座に思えます。近代の理性第一主義は、第一次世界大戦の勃発により崩壊しました。バークの懸念は当たったといえるでしょう。 自分は、昔から「反〇〇主義」を掲げることが多く、意識的に「差別・偏見」の力で自我を保っているタイプであり(今もそうです)、一方で「理性」に対しては不信感を持っていました(人間の理性など、欺瞞でしかないとも思います)。 とはいえ、偏見100%では男系ネトウヨと同列、理性100%ではキャンセル左翼と同列です。以下の2点が必要でしょう。 ①理性と偏見のバランスを取る(お互いの足りない部分を補いあう) ②偏見を、現実と照らし合わせて刷新していく(男系バンザイという偏見→現実では、男系維持が困難だ→ではどうする?→新しい思索へ) 近代の「主知主義」といえば・・・「姉歯建築・最新お注射への過信」「イスラム移民を無理やり同化させる」という形を取り。対抗するトランプ的陣営も、変化ではなく破壊に堕しています。 オウムに対し「偏見」という武器で戦った小林先生。その偏見が外れたのは「明治憲法の主権者」「三浦瑠麗事件」「裏切らないアイドル」くらいでしょう。「信頼できる偏見」を探し続けて、それをヒントにして思想を鍛え、動物的直感も研ぎ澄ませていきたいです。
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
昭和28年福岡生まれ。昭和51年ギャグ漫画家としてデビュー。代表作に『東大一直線』『おぼっちゃまくん』など多数。『ゴーマニズム宣言』では『戦争論』『天皇論』『コロナ論』等で話題を巻き起こし、日本人の常識を問い続ける。言論イベント「ゴー宣道場」主宰。現在は「週刊SPA!」で『ゴーマニズム宣言』連載、「FLASH」で『よしりん辻説法』を月1連載。他に「週刊エコノミスト」で巻頭言【闘論席】を月1担当。
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小林先生が「偏見」について書くのは「カリスタバス・児童襲撃事件」以来でしょう(地域の目と偏見で、防犯しようという内容)。偏見を「蓄積された慣習・共同資本」扱いするのは、現代では斬新な視座に思えます。近代の理性第一主義は、第一次世界大戦の勃発により崩壊しました。バークの懸念は当たったといえるでしょう。
自分は、昔から「反〇〇主義」を掲げることが多く、意識的に「差別・偏見」の力で自我を保っているタイプであり(今もそうです)、一方で「理性」に対しては不信感を持っていました(人間の理性など、欺瞞でしかないとも思います)。
とはいえ、偏見100%では男系ネトウヨと同列、理性100%ではキャンセル左翼と同列です。以下の2点が必要でしょう。
①理性と偏見のバランスを取る(お互いの足りない部分を補いあう)
②偏見を、現実と照らし合わせて刷新していく(男系バンザイという偏見→現実では、男系維持が困難だ→ではどうする?→新しい思索へ)
近代の「主知主義」といえば・・・「姉歯建築・最新お注射への過信」「イスラム移民を無理やり同化させる」という形を取り。対抗するトランプ的陣営も、変化ではなく破壊に堕しています。
オウムに対し「偏見」という武器で戦った小林先生。その偏見が外れたのは「明治憲法の主権者」「三浦瑠麗事件」「裏切らないアイドル」くらいでしょう。「信頼できる偏見」を探し続けて、それをヒントにして思想を鍛え、動物的直感も研ぎ澄ませていきたいです。