kotyako のコメント

今週のSPA!「日本人論」では民事裁判と刑事裁判の違いについて改めて勉強させられました。
私もジャニーズ事務所の週刊文春に対する名誉毀損裁判が最高裁で敗訴が確定したことを知った当時、ジャニー喜多川氏の性加害は事実として認定されたのだなとジャニー喜多川氏に悪印象を持ってしまった人間です。
ゴー宣や、その他の情報でジャニー喜多川氏のクリエイターとしての実像を知り、大分印象が変わってきました。今こそジャニー喜多川氏の業績を考察した本があれば読んでみたいと思います。
しかしその時に刑事裁判での告訴もなく法的に犯罪であると確定していないことを故人になってから大々的に犯罪者として事務所、所属タレントごと非難し、キャンセルするのは野蛮な話です。
芸能界に絶大な影響力を持っていたジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏が亡くなるのを待っていたかのような手のひら返しです。
今回描かれていた通り、ジャニーズ事務所の弁護士は被害者の証言の真偽を検証し、法に則って事務所がどこまで対処するのが妥当なのかという法律のプロとしての仕事をしていませんでした。何のための弁護士でしょう。
そして事が重大であるほど全面的に過ちを認めれば許されるものではないことを一番知っているのがマスコミ自身ではないでしょうか。
過ちを指摘されてもスルー、上面の反省、検証しかしないのはマスコミ自身が所属する組織の利害が価値基準になっているからでしょうか。
ライジングで取り上げられた草津町の事例は虚偽の証言をした元町議の女性が嘘に嘘を重ねる過程で身動きできない状態に追い込まれ、取り返しのつかない罪を負った過程が具に書かれていました。
怒りを感じるのはこの女性の証言を反証も無視して信じ、非難した挙句謝罪もしない知識人、マスコミです。今後どんな立派なことを言っても上野千鶴子は信用できません。間違えていましたと省みられないマスコミ、知識人は信頼を失い、一般人の事実検証や発信が影響力を増していく時代が来つつあるのかもしれません。

「泉美木蘭のトンデモ見聞録」では参政党の現状というか、惨状が分かって、やっぱりそうなるのかと思いました。
その時点で共鳴しあっても人の集まるところ、意見の相違と確執は避けられないから純粋まっすぐな人ほど視野狭窄に陥り、独裁的になって排除の論理に傾いていく。このことから、国家に権威の象徴が必要なのは人工的国家の持つ危険性のストッパーでもあることを皇位継承問題に無関心な人にも知ってほしいと思います。

No.47 9ヶ月前

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