希蝶 のコメント

 今朝の投稿について…。
 お騷がせをしてしまったみたいで…すみません。
 いちおう述べておきますが、今回のゴジラはとても怖かったし、恐ろしかったです。こんな「化け物」・「巨大で人智を越えた存在」に追いかけられたり、狙われたりしたら、為す術もないのでは、と思いました。

 コメント欄に眼を通していると、かなり「ゴジラ1.0」に好意的なコメントが多かったです。山田裕貴さんの演じたキャラクターは…良かったかな?
 確かに感じ方だと思うし、(昨今までつづく)日本政府の無策さを描いているとも。ソ連との対立にかまけて、アメリカの無責任さも。東京に上陸したらGHQだって被害を受けるわけだし(「シン・ゴジラ」はそこらへんをちゃんと描いていました)。
 昔、「円盤戦争バンキッド」という特撮物があったのですが、その中にゲストで登場した(臆病者の)アメリカ人隊員、なんてのもいました。アメリカのスタンスって、ずっと変わっていないのでは?
 (話を語ってしまうのですが)いっそ、(日本政府でも進駐軍でも)ゴジラをソ連にぶつけよう、とか考えたりしないものか、とか想像したりしました。

 (さらに語りますが)この話は「個人の中の戦争」という話で、「逃げた結果の後悔」がテーマなのでしょう。それはそれで凄いテーマなのだろうと思う。
 しかし…ゴジラでこれを、とも感じたわけです。幼稚なことを申しますが、やはりゴジラは(どのような存在であれ。昨今のハリウッド版の自然再生がテーマであるにせよ)怪獣映画だと思うのです。「神話」だとしたら、なおさら「戦争映画」ではないのでは?
 怪獣という脅威にどう立ち向かってゆくか、であり、人間の成長の話も(あってもいいけど)まづは、ゴジラによって町が壞滅的状態になり、それを人間の智慧で解決するが主題で、(確かに「シン・ゴジラ」以上にそれをやっているけれども)そこにある種の爽快感があってしかるべきでしょう、なんです(「シン・ゴジラ」は不完全ながらもそれがあります)。あと、放射能、原爆諷刺、かな?
 あと、繰り返しますが…もしもその後悔を描くなら、だったら…の方が効果的なのでは、ということです。武器の問題が発生しますが…それを解決するのが…設定や脚本、演出ではないか、と。

 とはいえ…確かによくできています。映画もつくったことのない素人が、勝手なことばかり申してすみませんでした。マインドには感銘を受けるものがあるのも事実です。
 それと…この話はあちらとは違う世界ですよね。この点は言い過ぎました。神木さん、浜辺さん、ごめんなさい。<(_ _)>
 おそらく「ゴジラ2.0」も作られるのでしょうか?それは見てみたいとも。

 以上、異論を述べてしまい、すみませんでした。力作ではあるので、興味のあるかたは鑑賞してみてください。

No.106 12ヶ月前

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