こんばんは。遅くなってしまいましたが、独演会、誠にお疲れ様でした。

当日は助っ人として設営のお手伝いをしていましたが、設営から先生のお話が終わるまでの時間が非常に濃密で、一日があっという間に過ぎるようでした。ジャニーズやマスコミの問題、人権vs文化、正義・悪と真実など様々な話題が盛りだくさんで、終始圧倒される勢いでした。

色々と盛りだくさんで消化しきれてないところも多いですが、中でも印象的だったのは、男らしさ、男の生き方に関する内容でした

「男はやせ我慢をしなければならない」
「男にはフィクションが必要」

と語っていましたが、それに関連して、子どもの頃に映画館で見たタイタニックの話があったのが印象的でした。
当時はラストのジャックの最期が衝撃的で「なんでヒロインのローズと結ばれてハッピーエンドで終わらないの！？」などと悲しい思いにふけったりしましたが、今振り返ると、大事な人、そして自分の誇りを守る為に、全力で抗い、足掻き、命を振り絞り、まさに小林先生のいう男としての生き様を貫いた結果なのだと感じました。
劇中でも、ジャックの生き様は物語としてローズの心にも強く残り、ジャックの死に悲しみに打ちひしがれながらもジャックの想いを受け取り、生き方に絶望していた境遇から新しい人生をスタートして、結果的に幸福な人生を送ることができたことを考えると、ただ悲しいだけではとどまらない、心に刻まれるほどの崇高さがジャックの最期にはあると思いました。

そういう生き様は自分自身も夢見ながらも、実際はそれとは縁の薄い日々を送ってきたかもしれません＾＾；
ですが、まだ挑戦し続ける小林先生のように、まだ可能性や夢を信じて自分自身も挑戦することを忘れず、身近な人達に少しでも心に残せるような生き方を見せたい、と改めて思いました。
3時間ものの独演会、貴重な時間を提供していただき誠にありがとうございました。