よしりん先生の本日（8月13日）のブログ、「自分を知らないジャニーズ批判の卑怯者どもへ。」「人権真理教ザビエル派の常識と日本人庶民の常識はまったく違う」について。

　先のコメント（>>179）の最後に記した文を転載します。

　たとえその「告白」が他者から勧められたものだとしても、あるいはその効果がわからなかったとしても、その行動は自分がしたものであって、その責任は「自分」が負わなければならない。
　ジャニーズのことも、それと同じでしょう。

　ジャニーズにはいって、スターになりたいという「夢」を叶えたいと思ったから、ジャニー喜多川氏の嗜好を受け入れたのであり、それが嫌なら別の事務所へ行けばいいだけのこと、あるいは夢を諦めて、別の「人生」を歩めばいいだけのこと、と私は思います。
　それでも、性被害を当人が感じるというのなら、訴訟をすればいい、それだけでしょう、大騒ぎをするまでもない。

　スピリッツに、「夢なし先生の進路相談」という漫画が時折掲載されていますが、同じような話(声優志望の女の子が主人公)が載っていました。その結末みたいので、いいんじゃないか、と。

　あと、私は思うのですが、（このコメント投稿をする人の中にはそういう人はあまりいないと思いますが）「意見の同意者」を求めるのはよくない、と思います。よしりん先生が自分の考えと同じようなことをブログなどに記してくださった場合、それはそれは嬉しいことですが、「同じ人間」ではないのだから、軌を一にする、ということはあり得ない。
　よしりん先生はあなたの意見の共感者、支持者ではない、別の人生を歩み、異なる考えがあり、自分もそれとは別の人生や考えを抱いてきたのだから、それを「同意」させるように「押しつける」のは子供のすることでしょう。
　たとえば、身の上相談者とか、カウンセラーとかだったら、それを怠ったり、ごまかしたりするのは「職務怠慢」でしょう（その場合でさえ、「カウンセリングには限界がある」という返事が来たりもします）。
　ましてやこの場は、（たとえ意見を自由に述べられるとしても）小林よしのりさんの「場」なのだから、答えがなかったからとか、Q&Aの回答数が少ないからとか、そんなことを問題にすることの方がわがままだろうと思います。
　みんな、忙しい、それでいいじゃないですか？

　カレーさんの方も見ていますが、あれはあれで言わせておけばいいかな、という感じです。しかし、問題があるのなら、何か記した方がよろしいのでしょうか？

　正直、私も忙しいし、疲れています。

　いちおうこういうことも述べておきます、役者とか俳優（「わざをぎ」という訓があったりします）は、「河原者」と呼ばれて、「非人」の職業でした。美空ひばりも、暴力団との癒着をあれこれ言われました。ギリシャ劇では女性は舞台にあがれず、面をかぶって演じました。シェークスピア劇にも、確か女優はいなかったはず、少年が女性を演じたのでは？
　歌舞伎にも、女優は存在しませんですよね？（詳しくは、>>204の上記の尻毛屋さんの文章が参考になります）。

　今はそんなことはない、そういうのは「差別」だ、と言われるのでしょうが、しかし、そういう「歴史的経緯」があって、今があるということは忘れてはいけないな、と思います。

　秋篠宮バッシングをする人の意見もツイッターで聞いたこともありますが、「いったい、そのことであなたの人生にどれほどの危害や暴力が与えられたというの？」と尋ねてみましたが、一辺倒で、「秋篠宮家の予算がどうたら」という言い方しかしない。まるで「鸚鵡」か「鸚哥」、九官鳥のようです。
　こんな感じでよろしいでしょうか？