こういう動画を見つけました。https://youtu.be/B9zrceuAKgg 山下達郎がジャニーズへのラジオ発言で総攻撃を受ける背景 私は「藝能」とは「推しの子」で描かれているような世界だと想像します。山下達郎は仕事をしただけで、責められる筋合はないのでは、と思います。作曲家云々については、どうこう言えませんが。 私も好きな音楽を家族に紹介しようとして、好みじゃないと言われたこともありましたっけ。それから、あまりそういうこと、しなくなったかな。漫画などもしかり、です。 陰謀論については、ウクライナ戦争の話とうり二つなような気がします(統一協会については、賛同しません。票数が少なくても、誰に、どんな立場の人に影響を及ぼしているかの方が重要だから)。 私の好きな漫画に「千の花」という作品があるのですが、あらすじを簡単に記すと…。 千曲流という日本舞踊の家があり、その家は女性が家元になるという「家訓」があり、たまたま男性しか生まれなかったので、踊りのうまい女性と結婚し、双子の女の子と男の子がおりましたが、夫婦仲は最惡で、夫は愛人を作っておりました。ある時、その男が交通事故でなくなり、愛人にも女の子供がいることが判明しました(つまり、その愛人の子も、次期家元候補になったわけですね)。 未亡人となった妻は、娘の雪絵(という名前なんです、笹さん、ごめんなさい)を次期家元にしようと猛特訓をするのですが、元々体の弱かった雪絵は、そのこともたたったのか、急死します。そこで、母親は(あまり注目していなかった)弟の由利に注目します…と記すと、大体の展開がわかりますね。由利に言うことを聞かせるために、由利の踊りの師匠である(さらにいえば、夫の男性の愛人でもあった)澄夫に××させて、その後、真相がばれないように、由利の背中に硫酸をかけ、性別がばれないようにしました。 …って、ここまで記していて、何だか「ブラックジャック」にも似たような話があったのを思い出しました。あっちは確か、弟が犯罪を犯して、姉が身代わりになるという話なのですが…興味があるかたは調べてみて下さい。 話をもどします。成長するにつれ、由利は自分はいったい何なのだろうと思うようになりました(当たり前ですね)。男でもなく、女でもない。生きる価値があるのか、と。それを、澄夫が「一生あなたのそばにおります」という言葉に自我をとりもどし、 「もう何も恐れない 僕は由利でもない。雪絵でもない。それが何だというのだ どうせいつわりの人間なら、死ぬまでいつわりの花を咲かせてみせよう 百、二百、千のいつわりの花を みごと咲かせてみせよう」 かくして、由利は雪絵として、見事、千曲流の家元になりました、めでたし、めでたし…じゃないですね。実を言えば、初めてよんだ際、私はこの話におぞけを覚えました。怖い、気持ち悪い、と。 しかし…今思えば、生きるということは、こういうことなのかも知れない、どれだけいつわりや嘘があったとしても、また、まっとうな生き方であったとしても、そのために何かを生み出せることが肝要なのかもしれない、と。 上述の言に反して、好きな漫画を紹介してしまいましたが、何だか、身近な話とも似ているような気がしたので、あげてみました(公論サポーターのかた、ごめんなさい)。 これだけでいいような気もしますが、ライジング感想、改めて記す所存です。
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こういう動画を見つけました。https://youtu.be/B9zrceuAKgg
山下達郎がジャニーズへのラジオ発言で総攻撃を受ける背景
私は「藝能」とは「推しの子」で描かれているような世界だと想像します。山下達郎は仕事をしただけで、責められる筋合はないのでは、と思います。作曲家云々については、どうこう言えませんが。
私も好きな音楽を家族に紹介しようとして、好みじゃないと言われたこともありましたっけ。それから、あまりそういうこと、しなくなったかな。漫画などもしかり、です。
陰謀論については、ウクライナ戦争の話とうり二つなような気がします(統一協会については、賛同しません。票数が少なくても、誰に、どんな立場の人に影響を及ぼしているかの方が重要だから)。
私の好きな漫画に「千の花」という作品があるのですが、あらすじを簡単に記すと…。
千曲流という日本舞踊の家があり、その家は女性が家元になるという「家訓」があり、たまたま男性しか生まれなかったので、踊りのうまい女性と結婚し、双子の女の子と男の子がおりましたが、夫婦仲は最惡で、夫は愛人を作っておりました。ある時、その男が交通事故でなくなり、愛人にも女の子供がいることが判明しました(つまり、その愛人の子も、次期家元候補になったわけですね)。
未亡人となった妻は、娘の雪絵(という名前なんです、笹さん、ごめんなさい)を次期家元にしようと猛特訓をするのですが、元々体の弱かった雪絵は、そのこともたたったのか、急死します。そこで、母親は(あまり注目していなかった)弟の由利に注目します…と記すと、大体の展開がわかりますね。由利に言うことを聞かせるために、由利の踊りの師匠である(さらにいえば、夫の男性の愛人でもあった)澄夫に××させて、その後、真相がばれないように、由利の背中に硫酸をかけ、性別がばれないようにしました。
…って、ここまで記していて、何だか「ブラックジャック」にも似たような話があったのを思い出しました。あっちは確か、弟が犯罪を犯して、姉が身代わりになるという話なのですが…興味があるかたは調べてみて下さい。
話をもどします。成長するにつれ、由利は自分はいったい何なのだろうと思うようになりました(当たり前ですね)。男でもなく、女でもない。生きる価値があるのか、と。それを、澄夫が「一生あなたのそばにおります」という言葉に自我をとりもどし、
「もう何も恐れない 僕は由利でもない。雪絵でもない。それが何だというのだ どうせいつわりの人間なら、死ぬまでいつわりの花を咲かせてみせよう 百、二百、千のいつわりの花を みごと咲かせてみせよう」
かくして、由利は雪絵として、見事、千曲流の家元になりました、めでたし、めでたし…じゃないですね。実を言えば、初めてよんだ際、私はこの話におぞけを覚えました。怖い、気持ち悪い、と。
しかし…今思えば、生きるということは、こういうことなのかも知れない、どれだけいつわりや嘘があったとしても、また、まっとうな生き方であったとしても、そのために何かを生み出せることが肝要なのかもしれない、と。
上述の言に反して、好きな漫画を紹介してしまいましたが、何だか、身近な話とも似ているような気がしたので、あげてみました(公論サポーターのかた、ごめんなさい)。
これだけでいいような気もしますが、ライジング感想、改めて記す所存です。