配信お疲れ様です。
「こども庁」がいきなり「こども家庭庁」に変わったことは胡散臭いとは思っていましたが、やっぱり統一教会の教義に沿ったものだったわけですね。コレがあまり危険視されないのは、日本人の意識（特に中高年）が未だに「家庭＝サザエさん家」の感覚なのでしょう。今まで共同体が存在していた家庭の中で育ったものだから、家庭が毒になる場合もあるという事に気が付かないのです。日本の傷害・殺人の内訳トップが家族同士によるものであることすら知られていないと思われます。
　私の地元でも選挙が行われましたが、どの候補者も統一教会には触れていませんでした。それは有権者である一般市民にも統一教会に対する関心が無いことでもあります。
　「憲法に家庭条項を」とか「旧宮家男子の皇籍復帰を」と掲げる世界日報の報道はおろか、世界日報の存在すらほとんど知られていないと言っても良いでしょう。（そもそも地方メディアで扱われない）安倍晋三が襲撃されても、統一教会によるカルト被害が散々取り沙汰されても、どこか「不幸な事があったね」で済まされているように感じます。
　先生は今の日本を「平和ボケだ」と評されていましたが、私は「自分のことではない」という当事者意識の欠如が甚だしいのだと見ています。