○ 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第288回「WHO、2回以上のワクチン接種は『推奨しない』ってよ」 先日の「十番勝負」の井上達夫さんの話ではないですが、洗脳は恐ろしい、二時間話しても、番組最後の一言で、すべてがくつがえってしまうから、というところでしょうか?あるいは、「思い込み」も同様かも。その人の信条にもかかわるから。 記してみたいことがあるのだけれども、こういう話は、人のプライヴァシーとか名誉とかにも関わるし、比較対象をするのはよくないとも思うのですが、とりあえず、フィクションの話にしましょう。 昔のアニメに「ボルテスファイヴ」がありましたが、その中に登場するボアザン星の司令官、ハイネルと、ボルテスチームの剛兄弟は実は母親違いの兄弟で、そのことを最終回で知ったハイネルは、自らの責任を感じて、炎の中に消えてゆきました。これも、地球侵掠こそ正義であり、角のはえた種族が支配階級で、優秀であり(という設定です)、剛兄弟の父こそ、ボアザン星の出身者でありながら、角がはえてない奴隷階級であったが故に反逆者である、という思い込みがあったわけです。 当時、私は「凄い話だ」と思いながら視聴していましたが(こういう話がロボットアニメで可能だなんて思っていなかったから)とある知人は(結局こういう話を出すのですが)「こんなの、わかりきったことではない、か、剛博士がボアザン星出身で、異常遺伝で角がはえておらず、ボアザン星の貴族の女性と結婚したが、その後、角無しであることがばれて奴隷身分に落とされ、星を脱走して地球まで逃げ、そこで別の女性と結婚した、という話でわからなければおかしい」というようなことを述べました。それを聞いた私は、その人の洞察力に感心したものですが。 できれば、(ボルテスとはあまり関係ないけれども)金田伊功(かなた よしのり)というアニメーターのことも教えて欲しかったのですが…そのかたも、知らなかったのでしょうか? 話が逸れました。つまり、ワクチンは安全、とか、コロナは恐ろしい、という思い込みや、過去の歴史で伝染病の脅威を感じているものにとっては、ワクチンは救世主であり、それを接種することは常識、当たり前であり、むしろ打ち忘れや、予約が取れないことの方がピンチになってしまうのでしょうか?そして、それを公的機関が誤りだと発表したとしても、知ることも知らされることもなく、あるいは無視して、「裸の王様」のように、パレードを裸体のままつづけるわけなのでしょうか?ある意味、それもその王様の「誇り」のようなものにも感じられるけれども、「愚かな矜恃」でしょうね。 こんなところにしておきます。これも、男系派とか、あるいは統一協会、勝共連合と同じで、「一度そう思い込んでしまったら、これが定理や公式であり、不動のものだ」になるわけでしょうか? そういう私も、人のことは笑えないのかな?具体的なことは記しませんが(あまり読みたくもないでしょうから) 「コペルニクス的転回」が起こることを望みます。 あまり「十番勝負」の内容とも関係がないですが、会場へゆく途中、マスク宣伝の看板をかなりみかけました。国の方針がどうあれ、商売なんでしょうか? 「十番勝負」では「国家に良心はない」という言葉が心に響きました。それと同じで、商業は、澁沢栄一が述べるような儒教精神ではなく、「ただ儲かればいい」わけでしょうか? 昔読んだ、高木彬光さんの「黒白の虹」という小説に、既に消滅した「満鉄の株」を持ち出して、ひともうけをしようというエピソードがありました。カラーテレビ詐欺なども(時代が古いですね)。あくどく儲けて、それを良き目的のために使う、という考えもあるのやも知れないけれども…「エデンの東」のおとうさんのように、息子に「その金を農民に返せ」とかいうふうにはならないのでしょうか?それで、(ジェームズ・ディーンが演じた)息子が「I hate you!」とか叫んだわけですが。何とか親の愛情が欲しくてやったことなのに、と。 統一協会のこともそうですが、「ふぐの毒には気をつけろ」ではないのでしょうか? 話を発展させすぎました。これでやめておきます。 基礎医学研究者さん、返信有難うございました。ほかの設営のかたがたも、お疲れ様でした。会場では 井上さんのサインを貰えて、良かったです。この前の有田さんの方でも。有田さんは選挙で頑張っているみたいなので、応援したいです。 あしたのジョージさんとも、またお目にかかれて良かったです。次のイベントなどでも。 それでは次号を期待します。
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○ 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第288回「WHO、2回以上のワクチン接種は『推奨しない』ってよ」
先日の「十番勝負」の井上達夫さんの話ではないですが、洗脳は恐ろしい、二時間話しても、番組最後の一言で、すべてがくつがえってしまうから、というところでしょうか?あるいは、「思い込み」も同様かも。その人の信条にもかかわるから。
記してみたいことがあるのだけれども、こういう話は、人のプライヴァシーとか名誉とかにも関わるし、比較対象をするのはよくないとも思うのですが、とりあえず、フィクションの話にしましょう。
昔のアニメに「ボルテスファイヴ」がありましたが、その中に登場するボアザン星の司令官、ハイネルと、ボルテスチームの剛兄弟は実は母親違いの兄弟で、そのことを最終回で知ったハイネルは、自らの責任を感じて、炎の中に消えてゆきました。これも、地球侵掠こそ正義であり、角のはえた種族が支配階級で、優秀であり(という設定です)、剛兄弟の父こそ、ボアザン星の出身者でありながら、角がはえてない奴隷階級であったが故に反逆者である、という思い込みがあったわけです。
当時、私は「凄い話だ」と思いながら視聴していましたが(こういう話がロボットアニメで可能だなんて思っていなかったから)とある知人は(結局こういう話を出すのですが)「こんなの、わかりきったことではない、か、剛博士がボアザン星出身で、異常遺伝で角がはえておらず、ボアザン星の貴族の女性と結婚したが、その後、角無しであることがばれて奴隷身分に落とされ、星を脱走して地球まで逃げ、そこで別の女性と結婚した、という話でわからなければおかしい」というようなことを述べました。それを聞いた私は、その人の洞察力に感心したものですが。
できれば、(ボルテスとはあまり関係ないけれども)金田伊功(かなた よしのり)というアニメーターのことも教えて欲しかったのですが…そのかたも、知らなかったのでしょうか?
話が逸れました。つまり、ワクチンは安全、とか、コロナは恐ろしい、という思い込みや、過去の歴史で伝染病の脅威を感じているものにとっては、ワクチンは救世主であり、それを接種することは常識、当たり前であり、むしろ打ち忘れや、予約が取れないことの方がピンチになってしまうのでしょうか?そして、それを公的機関が誤りだと発表したとしても、知ることも知らされることもなく、あるいは無視して、「裸の王様」のように、パレードを裸体のままつづけるわけなのでしょうか?ある意味、それもその王様の「誇り」のようなものにも感じられるけれども、「愚かな矜恃」でしょうね。
こんなところにしておきます。これも、男系派とか、あるいは統一協会、勝共連合と同じで、「一度そう思い込んでしまったら、これが定理や公式であり、不動のものだ」になるわけでしょうか?
そういう私も、人のことは笑えないのかな?具体的なことは記しませんが(あまり読みたくもないでしょうから)
「コペルニクス的転回」が起こることを望みます。
あまり「十番勝負」の内容とも関係がないですが、会場へゆく途中、マスク宣伝の看板をかなりみかけました。国の方針がどうあれ、商売なんでしょうか?
「十番勝負」では「国家に良心はない」という言葉が心に響きました。それと同じで、商業は、澁沢栄一が述べるような儒教精神ではなく、「ただ儲かればいい」わけでしょうか?
昔読んだ、高木彬光さんの「黒白の虹」という小説に、既に消滅した「満鉄の株」を持ち出して、ひともうけをしようというエピソードがありました。カラーテレビ詐欺なども(時代が古いですね)。あくどく儲けて、それを良き目的のために使う、という考えもあるのやも知れないけれども…「エデンの東」のおとうさんのように、息子に「その金を農民に返せ」とかいうふうにはならないのでしょうか?それで、(ジェームズ・ディーンが演じた)息子が「I hate you!」とか叫んだわけですが。何とか親の愛情が欲しくてやったことなのに、と。
統一協会のこともそうですが、「ふぐの毒には気をつけろ」ではないのでしょうか?
話を発展させすぎました。これでやめておきます。
基礎医学研究者さん、返信有難うございました。ほかの設営のかたがたも、お疲れ様でした。会場では 井上さんのサインを貰えて、良かったです。この前の有田さんの方でも。有田さんは選挙で頑張っているみたいなので、応援したいです。
あしたのジョージさんとも、またお目にかかれて良かったです。次のイベントなどでも。
それでは次号を期待します。