またきりきり…ぢゃない、ぎりぎりですみません。 今号のSPA!。これも「未来の先例」でしょうか?こういう「洗礼」を受けちゃ、駄目かなあ。ある意味、風車の弥七かうっかり八兵衛が、格さんのかわりをするようなものだし(笑)…。 ということで、感想です。 ○ ゴーマニズム宣言・第494回「【こども家庭庁】への疑惑」 「家庭」というと、私は「青い鳥」の劇を思い出します。青い鳥は家庭の中にいる、という結末ですね。私の家も、夏休み・春休みに家族旅行によく行ったものでした(教員だったので、その時期は休みが取れたので)。 だから、子供=家庭というのはわかりやすい結びつきで、常識なのだろうと思っていました。その頃は、DV問題とかなかったですし。 これも、「昭和」とか、「三丁目の夕日」みたいなノスタルジーなのでしょうか?そして、一過性のものなのかも?そういうところに、「統一協会」のようなものがつけいるのかな、と警戒せねばと思いました。 空を渡る雲だって、同じ場所にとどまってはいられないのだから。舟に刻して剣を求む、ですね。皇統問題もこれと同じなわけです。 「青い鳥」に触れたので、こんなことを。 昔、読んだ子供向けの本では、こんな解説があったように記憶しています。 「子供時代の幸せは家庭にある。しかし、大人になってからの幸せは、さらに求めて、捜しにゆかなければならない。『青い鳥』の結末は、そのことを暗示している」 『青い鳥』の結末を知らない人のために記しますが、青い鳥はチルチル・ミチルの家で見つかったあと、事故でまた逃げてしまい、「青い鳥を見かけた人がいたら僕たちに返して下さい。僕たちが幸福に暮らすためにはいつかあの鳥が必要になるから」というチルチルのセリフで終わるのです。 その後、大学在籍時に、五木寛之さんの講演があり、それを見に行ったことがあるのですが、その際に五木氏は以下のように述べていました。 「あの物語の結末は、本当の幸せは家庭にある。しかし、そう気がついた時は遅い、手遅れなんだ」と。 いったい、メーテルリンクはどちらの立場だったのでしょうか?私は前者の方に惹かれるのですが。 いづれにしましても、「家庭」という言葉に私たちは何か深いこだわりがある、というふうに感じられます。さらに話を発展させると、「マルタの鷹」で、サム・スペードが語る話、なんていうのもあるのですが…長くなるからやめましょう。知っているかただけ、「あれだな」と思って下さい(有名なくだりですが)。
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またきりきり…ぢゃない、ぎりぎりですみません。
今号のSPA!。これも「未来の先例」でしょうか?こういう「洗礼」を受けちゃ、駄目かなあ。ある意味、風車の弥七かうっかり八兵衛が、格さんのかわりをするようなものだし(笑)…。
ということで、感想です。
○ ゴーマニズム宣言・第494回「【こども家庭庁】への疑惑」
「家庭」というと、私は「青い鳥」の劇を思い出します。青い鳥は家庭の中にいる、という結末ですね。私の家も、夏休み・春休みに家族旅行によく行ったものでした(教員だったので、その時期は休みが取れたので)。
だから、子供=家庭というのはわかりやすい結びつきで、常識なのだろうと思っていました。その頃は、DV問題とかなかったですし。
これも、「昭和」とか、「三丁目の夕日」みたいなノスタルジーなのでしょうか?そして、一過性のものなのかも?そういうところに、「統一協会」のようなものがつけいるのかな、と警戒せねばと思いました。
空を渡る雲だって、同じ場所にとどまってはいられないのだから。舟に刻して剣を求む、ですね。皇統問題もこれと同じなわけです。
「青い鳥」に触れたので、こんなことを。
昔、読んだ子供向けの本では、こんな解説があったように記憶しています。
「子供時代の幸せは家庭にある。しかし、大人になってからの幸せは、さらに求めて、捜しにゆかなければならない。『青い鳥』の結末は、そのことを暗示している」
『青い鳥』の結末を知らない人のために記しますが、青い鳥はチルチル・ミチルの家で見つかったあと、事故でまた逃げてしまい、「青い鳥を見かけた人がいたら僕たちに返して下さい。僕たちが幸福に暮らすためにはいつかあの鳥が必要になるから」というチルチルのセリフで終わるのです。
その後、大学在籍時に、五木寛之さんの講演があり、それを見に行ったことがあるのですが、その際に五木氏は以下のように述べていました。
「あの物語の結末は、本当の幸せは家庭にある。しかし、そう気がついた時は遅い、手遅れなんだ」と。
いったい、メーテルリンクはどちらの立場だったのでしょうか?私は前者の方に惹かれるのですが。
いづれにしましても、「家庭」という言葉に私たちは何か深いこだわりがある、というふうに感じられます。さらに話を発展させると、「マルタの鷹」で、サム・スペードが語る話、なんていうのもあるのですが…長くなるからやめましょう。知っているかただけ、「あれだな」と思って下さい(有名なくだりですが)。