新年明けましておめでとうございます。本年もライジングを楽しませていただきたいと思います。
コロナワクチンがまだまだやってくると知り、頭の中に映画「リング」のテーマ曲が流れてきました。
とりあえずワクチンが全部入ってくるまでコロナの馬鹿騒ぎは終わらず、職場でのマスク強制も続くのかと思うとバカばっかりの日本から一刻も早く海外に脱出したくなります。

今年で戦争論は２５周年ということで、小林先生はじめ、制作に携わったよしりん企画の皆様には素晴らしい作品を世に出していただき改めて感謝いたします。
この本を読まなかったら間違いになく自衛官にはなっていなかったと思いますし、おそらく全く別の人生をあゆみ、いまの自分とは全く別の人間になっていたものと思います。

当時の言論空間を反戦左翼に占領されていた日本の中で初めて読んだ時の衝撃は今でも鮮明にかつ強烈に覚えていますし、特に小林先生のお祖父様について描かれていた「南の島に雪が降る」の章は今思い出しても涙が出てきます。また幼少期の小林先生の中に倫理が芽生えた瞬間を描いた章も、ことあるごとに思い出されます。

当時の読者が小林先生の戦争論をきちんと読みこめていれば、コロナ騒ぎで今のような世の中にはならなかったんじゃないかと思いますし、世の中が今のようになっているということはやはりそれだけ戦争論を読めていない人ばかりだったのだろうと残念にも思います。

25年経って結局日本人の本質的な部分はほとんど変わっていないどころか、より劣化しているように感じる今日この頃ですが、なんとか絶望と倦怠の海に呑まれないようゴー宣にしがみついていきたいと思います。