いはずもがなですが、やはり、いちおう記しておきます。
〇　泉美木蘭のトンデモ見聞録・第279回「棄てても棄ててもワクチンはやってくる」
　先にコメントで記した「贖宥状」について、説明しておきます。こういう話は苦手だ、という人はよみとばしてもOKです。

　昔、レオ10世（だったかな？）というローマ教皇、ローマ法王がおりまして、その人が「サンピエトロ大聖堂」という、確か世界遺産にもなっているローマ市の建造物を再建しようとして、ミケランジェロとかに壁画とか描かせたりもしたのですが、その資金調達に、主としてドイツを対象に、「贖宥状（免罪符）」という、いわばお守りというか、おみくじのようなものを販売したわけです。その弊害を指摘し、贖宥状のような物体ではなく、主への信仰によって人は救われるという当然のことを述べたのが、宗教改革のマルティン・ルターさんとかだったりするのですが、ファイザー社とかモデルナ社とかのしているワクチン販売が、どうもこの贖宥状販売と、私にはだぶって見えるのです。
　確かに誰だって、死にたくはないでしょう。溺れる者は藁をもつかむ、とも申しますが、自分を助けてくれるものだったら、何にでもすがるでしょう。あるいは、こちらの情況を正確につたえる能力がなく、また、それをしたら、みんなが困るといった場合、人はどうすればいいのか、なやみをうちあければいいのか、そこに宗教という存在がからむ場合もあるのかな、という気がします（また固有名詞をあげますが、木々高太郎という作家の小説に「永遠の女囚」という作があり、私にはあのヒロインの行動の意味がよく分かるのです。あの情況なら、不良になるしかないではありますまいか。最後の第三者のセリフ、感涙！分かる人だけ分かって下さい）
　話が脱線しましたが、どうしたら、世間にこの情況が伝えられるのか、それともワクチン反対派と推進派は所詮わかり合えないものとあきらめてしまった方がいいのか、そんなことを思いました。感想になっていないのかな？

〇　ゴーマニズム宣言・第485回「『戦争論』刊行25周年」
　よしりん先生の戦略をうかがうことができて、非常に興味深かったです。それにひきかえ、ルポルタージュがどうの、フリーメイソンがどうのい、ディープステートが云々、そのくせ歴史は昔の出来事でお勉強とか、フィクションには興味がないと言っているやからや、サージカルマスクの話をしようとしても、「まだそんなことを言ってるんですか！」と一方的に怒鳴り付けるやからや、その人を内心で軽蔑しているくせに、こういう時だけそちら側にたつ「ブルータス」、「善きサマリア人」ではないやつ、別のいいかたをすれば、イソップの狼に襲われた男の話みたいな態度をとる卑怯者を説得できない自分は何と能なしなのだろう、という愚痴のようなことを思ったりしました。こんな自分でも、世の中に貢献し、何かの役に立つことができるのか、聖書の怪力サムソンのように、とか。
　それでも、あきらめずに、自分のできることを捜すしかないのでしょう、としめておきます。

　ソライロ、少しだけ聞いたのですが、いちおう補足します。
　孝徳天皇は確かに印象の薄い天皇ではあるのですが、中臣鎌足が天智天皇（葛城皇子）に会う前に蘇我氏討伐の相談をしたのは「軽皇子」と呼ばれた孝徳天皇であり、のちの蘇我倉山田石川麻呂の悲劇の原因は孝徳天皇との対立であったのではないか、という説もあります。遠山さんという学者の意見では、乙巳の変、大化の改新の黒幕は孝徳天皇であり、その後、天智天皇がのしあがって來た、ということになっています。私は（天智天皇の正確や、聖徳太子の事例からして）それは違うのではないかという意見なのですが。
　この場合の話は、中継ぎというテーマなのですが、中継する人が大事だというのはリレーでもそうでしょうし、野球とか、あるいはサッカーでもそうなのでしょう。すぐれたスター選手の裏には、その人が活躍できる場をつくる人が必要であり、その役割を、関西のスタッフのかたがたも含めて、全国のサポーターの人たちが自主的に形成しているのだな、と感じられました（だふね様、返信、ありがとうございます）。梵天丸もかくありたい、じゃない、私もそういうものに少しでも近づけたら、です。
　という感じかな？それでは残りの放送もなるべくはやめに、そして次号を期待します。勿論、sapioも。エコノミストも購入したので、はやくよまないと、です。

>>99
　私もコメントしようかな？もんた＆ブラザーズですよね。私は漢字表記の時のあの名前を「かどたよりのり」とか読んで、どこの武将かとか思ったりしました。