shiro のコメント

配信お疲れ様です。先週書いた時世に対する所感がそのまま載せられそうなのでお出ししておきます。

エリザベス女王の崩御によって、権力と権威の違い、また、英国民のほとんどがマスクをしていないことが分かりやすい形で報道されていますね。こうした出来事が後に振り返って「歴史の節目」であったと語られていくのでしょうか。

一方、我が国における権力者の国葬を巡る騒動は、うんざりとしか言えない様相になっております。親アベ対反アベという二項対立が激化すれば、国民はまたモリカケ問題のように関心を失っていくでしょう。小林先生が示された、国葬をやりたければやればいい、だがそれは恥でしかない、そうした距離の取り方はなるほど、適切です。感情的になって騒ぐのは親アベの思う壺でしょう。

また、テロに屈しないだの、民主主義を守るだのと大仰な台詞を述べては、統一協会問題の矛先を逸らそうとする輩がおります。テロルとは元々恐怖を指す言葉です。反日教義を掲げ、サタンだの地獄だのと事あるごとに脅しをかける統一協会もまた、テロルの使者に他なりません。日本人に対する、宗教を隠れ蓑にしたテロ集団にお墨付きを与えてきたのが安部氏率いる自民党とそのシンパたちだったのですから、自分たちが正義の側にあるとは片腹痛いというものでしょう。権力と癒着したカルト集団の「テロ」が国民による元首相への「テロ」を引き起こしたのであって、その点を看過してしまっては、同様の事件とて防げないでしょう。なぜ政権与党が長年に渡り国民に対するカルト集団のテロルを野放しにしてきたのか、その追及がしっかりと為されなければなりません。

No.53 26ヶ月前

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