ある問題が起きて、世に明るに出てしまい、かばいようのない事件が起きると、批判すべき箇所を意図的に変えて話題化し、批判したり、またかばったりもしている。そして、鎮静化を図っている。
今回の統一教会の問題で、特にそう思いました。

・問題とすべきは、自民党と統一教会の関係がべったりで、統一教会の主張している事がそのまま自民党が同じような事を言っていて、主張している事が自民党の意見なのか、統一教会の意見なのか。
・国民を洗脳し、一家離散になるほど収奪している統一教会の金を受け取る行為は、日本社会で許される行為なのか。
本来あるべき普通の人生を、統一教会に洗脳され、ボロボロになってしまった国民を痛ましすぎると思えないのか。
こんな例は一切無くす様に尽力を尽くすべきではないのか。
・統一教会は、反社会団体であり犯罪者集団だ。こういった組織と、べったりな関係になる事は、社会的な行為として問題はないのか。

問題視すべき事を一切触れないで、「すごい献金してて困窮してても、多くの家族は山上みたいに殺人してない！」「反日なんて言葉使わないで！」いきなりこんな発言しているのは、問題視すべき箇所を変えているように思えてしまう。
そんな事は誰も言ってないから、まず、前提にある大問題に戻れと言いたくなる。
むしろ、火消しに躍起になっている行為そのものが、カルト教団の関係者なのか疑いを持ってしまう。

三浦氏のかばっているのはカルト教団だぞ。親族や友達が今、自分をどのように見ているか理解しているのか。
殺人はしていないだろうが、国民を洗脳して、経済的に困窮させ、一家離散させる行いは長期的に苦しむという点では、殺人よりえげつない過酷な事件ではないか。

常識な社会を歩んでいる者にとっては、簡単に洗脳なんてされない。怪しいと思ったら、すぐ脱会するだろう。
統一教会の洗脳方法も、一体どんな手法を取っているのかも気になる。
洗脳された方々の事を思うと、本当に痛ましい限りだ。だが、カルト教団をかばおうとする者がいるのだから、驚きだ。