サトル のコメント

>>19
しつこいですが……。

続き。

長いですm(_ _)m

(番外編その2)女帝論争、もう一言だけ
(月刊「文藝春秋」2006年4月号)
「遺伝子が解く!万世一系のひみつ」
(文藝春秋社 竹内久美子……1956年生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て『著述業に』。専攻は動物行動学)……同書作者紹介より。

因みに「日本における動物行動学学会初代会長」の「故 日高敏隆氏」が「京都大学理学部教授」時の「教え子」が「竹内久美子」である。
「教え子」である。日高敏隆氏と言えば、80年代後半には、かなりの「有名人」であり、最終的には「勲章」まで授与されてる。

ただ、「竹内久美子は単なる教え子」であり、弟子でもなんでもなく、ましてや、「専門家」でも「助教授(当時の呼称)」や「教授」のあろうはずもなく、「研究員」ですらなく、現在は「(自称)研究家」である。

なんと「某玄孫」の「元皇族」……勘違いした方が悪いのよ……的な人物であることよ。
「消防署の方から来ました……」ってあれです。

では、続き。

「この度の秋篠宮紀子さまのご懐妊は、まず何と言っても皇室の慶事、ご夫妻にとってのお目出度い出来事である。……」

「……そしてこの紛れもない事実によって、十分な議論がなされぬまま皇室典範改正案が通ってしまうという事態が避けられた。百の議論より、一つの事実とはこのことだろうか。」

「皇位継承問題について私が強調してきているのは、なぜ皇位がこれまで男系男子でつなげられてきたのか、なぜ今後も男系男子でなければならないのか、ということである。」

「そもそも男系男子でつなぐことの生物学的意義を皆さんご存じだろうか。それは、男にしか存在しない性染色体Y。そのYに載っている遺伝子のセットが、男系でつなげられれば、たとえ何代を経ようが『散逸』しないことである……略……」

「……こんなふうに生物学的な根拠を持ち出すと、すかさず異議を唱える人がいる。……」

「……皇位継承問題に理系の議論は関係ない(たいていはYのなんたるかさえ認識してない)。遺伝ではない、環境が重要だ(どんな現象も遺伝と環境の両方が関わっているのだが)。そして驚いたことには、Y染色体なんて最近わかったことで、昔の人は知らなかったのだから関係ないという主張……。」

「はっきり言って、遺伝子の存在も、その役割も何も知らずに生きているのが生物である。何しろ、R・ドーキンスによれば生物は、遺伝子が時間の旅をするための「乗り物(ヴィークル)」なのだから。」

絶句。バカすぎて。仲正昌樹氏のいう「……なれなかった院生崩れ、能力も何もない、研究員、そんな暇があれば、論文のひとつでも書け、このバカ。そもそも書けないからバカなんだ、この暇人」ってやつでしょうか?

「人間にしても概ね同じで、つい半世紀前まで我々は遺伝子の姿さえ知らなかった。人間も多くの動物と同じように、遺伝子の存在も意義も知らないが、遺伝子の論理に沿うように振る舞ってきたのである。……」

「……いや人間の場合、単純に沿うのではなく、ある程度見抜いた上で沿うというべきか。過去に皇室が男系男子に拘ったのは、男系で純粋に受け継がれる何かがあると、人間ならではの直感力によって見抜いたからではあるまいか。……」

ドーキンスも墓場から這い出して来そう……。

「……ここに天皇という尊いお方がおられる。次の天皇も、このお方の血をひいた尊いお方がなられるべきだ。しかし何代も世代を重ねるうちに、どうも人は似てこなくなってしまう。けれど、男系でつないでる限り『希釈』されない何かがあるようだ、と。……」

エロガッパ(河童)を越えてます、ぽてちん。

「……そしてこの、男系で伝えられる確かな部分に対し、尊い、恐れ多いと感ずる心が我々に備わってきたはずなのである。……」

「尊いお方はむろん、遺伝的なものだけでなく、特殊な環境で育ち、尊敬にたる人格となるよう教育されている。我々はますます畏敬の念を抱くことになるわけである。」

いやいや。あなた「だけ」、そうだなぁ……、爆発性の高いものを「抱くことになってほしい」
「生態系を壊さないとこで」

このあとY染色体の講義(嗤)が数行。当然割愛。

ここから、「ある種の電波」が、彼女から、さらに……。

続く(次回で終わり。私も少し消えます。)



 

No.26 19ヶ月前

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