サトル のコメント

>>8
前号での転記続き。

(番外編)女帝論争、もう一考
(「産経新聞」2006年1月13日掲載)
「遺伝子が解く!万世一系のひみつ」掲載(文藝春秋社 竹内久美子 著述業(京都大学で動物行動学専攻))
(注……彼女は一切、学者、専門家とは名乗っていないです。そこがウンコ……じゃなくミソ)

「昨今の皇位継承問題に対し、ぜひとも生物学の観点を導入してほしいと私はあちらこちらで主張している。まずは、その概要を述べると……。」

「日本の皇室は、代々男系の男子を天皇としてきた。それは単なる伝統などではなく、実質を伴った問題である」
(以降性染色体の説明続くが、割愛します)

「……こうしてわかるのは、父から息子へは、あたかも家紋のように同じYが受け継がれるということだ……」

「つまり皇室は千数百年にもわたり、ほとんど同じY(ほとんど、というのはまれに突然変異が起きて少し変化するから)を継承してきたし……」

「……そのために側室を何人もおいて男子を得るとか、血縁は遠いけれども男系の男子を皇位に就かせる、女帝は男系男子に継がせるための中継ぎとしてのみ認める、などの努力をしてきた。……」

「……Yの存在も、その意義も知らないまま、父から息子に純粋に受け継がれる何かがあると直感し、受け継いできたわけなのだ。……」

「……今後、Yの意義にピンと来る人が、どんどん多数派になっていくだろう。その際、第一子優先のような、わざわざ皇室伝統のYを途絶えさせることになる愚かな結論を、なぜあのときの世の゛識者¨たちは下したのだろうかという批判が起こるに違いない。」

そして、竹内は「父系制社会」をほ乳類、霊長類、類人猿から語り始めます。

「人間の社会は、南太平洋の島々とか中国の奥地のような辺境地帯を除けば、見事なくらいに父系制である。よほどの理由があるからだろう」

「とはいえほ乳類の社会は本来、母系制である。何しろメスが子に乳を与える。母、娘、そのまた娘という、授乳を介したきずなが出来上がり、それが社会の基礎となる……」

「……霊長類でも……略……父系制はマントヒヒなどごくわずか。ところがこの原則が、類人猿、それも大型類人猿である、ゴリラやチンパンジーとなると覆されてしまう……略……彼らはなぜ、父系に転じたのだろう」

で、他の集団との戦いの為に……と続け、「人間にしても同様のはずだ」とつなぎ、

「類人猿からわれわれに続く歴史は数百万~一千万年と考えられている。父系制の社会で過ごしたこれらの年月の間に……略……」

「……皇位は、中継ぎとしての女帝は別として、男系の男子(皇室伝統のYを持っている)でなくては意味をなさないのではないだろうか。」
と結論します。

「産経新聞」掲載です。文藝春秋社で「わざわざ」転載して、出版しています。

で、次は
(番外編その2)女帝論争、もうひと言だけ
(月間「文藝春秋」2006年4月号掲載)

竹内、お前は「西尾か?」


続く……(さすがに投稿回数オーバーが目に余るので( ノ;_ _)ノ、

ただ、「秋篠宮紀子さまのご懐妊は……」から始まり、長々と「むちゃくちゃな文」を書き連ねます。

No.19 19ヶ月前

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