san-jin のコメント

(これで最後です。)


【試算②に結果について】

「最後の一人の男系男子の没年」の最頻値について
もっとも良い条件の「5つ宮家×平均子供数2.5人」であっても
2214年には最後の男系男子が約80歳で没するとのこと。

その30年前の2180年には最後の男系男子が50歳であり
皇統断絶がほぼ確定となる。

現実的にはあり得ない条件を「仮定」しても160年しか
存続しないのである。

より現実的な条件である「3つの宮家×平均子供数2人」の場合、
2120年頃には最後の男系男子が50歳となり、皇統断絶がほぼ確定。

私はアラフォーだが、私の孫の時代には皇統断絶が確定するのである。

当該結果をもって男系男子継承が制度的に破綻しているとなぜ判断できないのか?

孫世代の閉塞感に同情する感性はないのか?

将棋でいえばあと10手で詰みと分かれば投了すべきである。

「あと10手残っている」と駄々をこねても結果は同じである。

駄々をこねる作法はお定まりの「確率論」である。



追加試算の確率論によると「3つの宮家×平均子供数3人」の場合、
100年未満に男系男子が断絶する可能性は「36.4%」とのこと。

36.4%!!! いいの???

これが漫画の「カイジ」なら耳や指を賭けるだろうが
皇統でギャンブルをするのは止めて頂きたい。

(「カイジ」が確率論を考え出すと必ず負ける。)



【所感と総括】

冷静な議論を展開したいという意図は伝わるものの
男系継承という結論ありきの論考に堕している。

自ら算出した結果を真摯に受け止めて頂きたい。


以上です。
長々と失礼しました。

No.94 30ヶ月前

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