初めて投稿させていただきます。 国家再生会議での藤井さんの「可能な限り男系」というのは、男系原理主義者(男系でなければ天皇ではないと考える人)を土俵に上げるためのレトリックなのだと思いました。こびナビの言う「ワクチンの安全性が証明されている」などと言うことは、科学では(数学ではないので)言えないように、「可能な限り」つまり不可能ではないということはいつまででも言うことができてしまいます。可能性がゼロと言いうことができないからです(誤差の範囲でゼロと無矛盾と言うことはできます)。そのようなことは藤井さんは百も承知のはずなので、あえてそのように言った上で、可能性が現実的に低いことをひとつずつ示していこうとしているのではないでしょうか? 人智の及ばないことがあるので、とある理論だけに基づいた設計主義により、制度に多数の変更を同時に施すことに消極的である事が保守主義、かどうかは私には分かりません。自然科学ではひとつの要因を変更して、効果が見えないもしくは逆効果な場合はもとに戻るというのは常套手段です。複数のことを同時に変更してしまうと何が効いているのかが分からなくなってしまうからです。影響範囲が大きい社会科学ではなおさらだと思います。しかし変更を行う際に、分からないことがあるので慎重に行うということが、変更しない主な理由ではないという趣旨のことを藤井さんはおっしゃっていたように思います。 施さんの意見については、私も現状分析よりもイデオロギーが先に来ているような印象を持ちましたが、議論を成立させるためにあえて男系原理主義者の常套句を代弁しているようにも思いました(希望的観測かもれません)。乳幼児死亡率の改善によって側室制度がなくても男系が維持しやすというのも理にかなっていませんし、小さな小さな男系原理主義ノイジーマイノリティ村の分断は、その他多くの日本国民には関係ないと思います。 大学教授でも話が通じない方のメディアへの露出が多いですが、お二方ともそうではないと思いました。皆さんに悪気があるわけでは無いと思いますし、問題に対する切迫感があるのだと察しますが、SNSのハッシュタグで辛辣な批判を展開したり、それらのまとめを公開するのは、便所の落書き祭り総集編を見ているような嫌悪感を抱きました。私としては、静かに小林さんとお二方の書籍が出来上がるのを楽しみに待ちたいと考えています。 場違いでしたら申し訳ありません。駄文失礼いたしました。
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初めて投稿させていただきます。
国家再生会議での藤井さんの「可能な限り男系」というのは、男系原理主義者(男系でなければ天皇ではないと考える人)を土俵に上げるためのレトリックなのだと思いました。こびナビの言う「ワクチンの安全性が証明されている」などと言うことは、科学では(数学ではないので)言えないように、「可能な限り」つまり不可能ではないということはいつまででも言うことができてしまいます。可能性がゼロと言いうことができないからです(誤差の範囲でゼロと無矛盾と言うことはできます)。そのようなことは藤井さんは百も承知のはずなので、あえてそのように言った上で、可能性が現実的に低いことをひとつずつ示していこうとしているのではないでしょうか?
人智の及ばないことがあるので、とある理論だけに基づいた設計主義により、制度に多数の変更を同時に施すことに消極的である事が保守主義、かどうかは私には分かりません。自然科学ではひとつの要因を変更して、効果が見えないもしくは逆効果な場合はもとに戻るというのは常套手段です。複数のことを同時に変更してしまうと何が効いているのかが分からなくなってしまうからです。影響範囲が大きい社会科学ではなおさらだと思います。しかし変更を行う際に、分からないことがあるので慎重に行うということが、変更しない主な理由ではないという趣旨のことを藤井さんはおっしゃっていたように思います。
施さんの意見については、私も現状分析よりもイデオロギーが先に来ているような印象を持ちましたが、議論を成立させるためにあえて男系原理主義者の常套句を代弁しているようにも思いました(希望的観測かもれません)。乳幼児死亡率の改善によって側室制度がなくても男系が維持しやすというのも理にかなっていませんし、小さな小さな男系原理主義ノイジーマイノリティ村の分断は、その他多くの日本国民には関係ないと思います。
大学教授でも話が通じない方のメディアへの露出が多いですが、お二方ともそうではないと思いました。皆さんに悪気があるわけでは無いと思いますし、問題に対する切迫感があるのだと察しますが、SNSのハッシュタグで辛辣な批判を展開したり、それらのまとめを公開するのは、便所の落書き祭り総集編を見ているような嫌悪感を抱きました。私としては、静かに小林さんとお二方の書籍が出来上がるのを楽しみに待ちたいと考えています。
場違いでしたら申し訳ありません。駄文失礼いたしました。