隼人 のコメント

 今回の号外ライジングで前回質問した時のモヤモヤが激高へと変わりました。昭和天皇の御遺志を継いで沖縄への思いを抱き続けその責務を懸命に果たそうとする今上陛下、その御姿を見て感謝し現実との乖離に苦悩しながらも頑張り続ける沖縄の人々に私は敬意を表さずにはいられません。
 第二次安倍政権が発足してから早4か月、これまでの安倍の活動を鑑みて彼の目的は「日本国民の分断」だと考えられます。構造改革によって中間層がなくなり貧困層と富裕層に分かれ、格差の拡大によって湧き上がった国民の不満で野党に転落した自民党は3年間辛酸を嘗めました。その屈辱を晴らすために味方に取り込んだのが貧困層の中でも最も恵まれない存在であるネトウヨでした。彼らの力を用いて自分たちを貶めようとするマスコミを攻撃し麻痺させました。
 続いて不景気で広告収入の上がらないマスコミたちを「アベノミクス」という嘘で塗り固められた経済政策で批判の口封じをさせ、大衆には「景気は気から」という合言葉を教えこませ、都合の悪く信じたがらない情報を見させないようにしました。よって、安倍を教祖とするカルト新興宗教「アベ真理教」の出来上がりです。(=国民皆オウム状態)
 ですが、カルト化した集団の中で不満分子(アベノミクスに異を唱える者、教祖安倍に不信感を抱く者等)が出てきます。その者達をマスコミによって改信(ミスリード)させたり、または教祖安倍の正規軍ネトウヨに攻撃させて封じ込めたり、以前の教祖様(天皇)を利用して自らへの敵意を他の所へ流し内輪もめさせようとします。そして絶対かつ唯一神アメリカからの教え(生命とカネの戦後レジーム)を守る原理主義者としての地位を教祖安倍は「ホシュ」します。
 これが第二次安倍政権が発足してから、そしてこれからも続いていくであろう日本というカルト化した国家の姿ではないでしょうか?開戦前夜を読んで心に残ったのがあとがきでの若者への期待でした。私も含め、物心ついた時から「ゆとり世代・悟り世代」と無責任な大人たちから嘲笑されてきた平成生まれは保守の「希望の見つけ方」である「忍耐の仕方」を身に染みて生きてきました。これからTPPに参加しどん底の生活を味わってその時、「真の主権の在り方」を平成の人々は知るでしょう。彼らが社会的な立場を確立し、浅はかな利得に誇りを売り払うような大人たちが身を引いたときに「日本の真の夜明け」が近づきます。私はその世の中の中核でいたい、ですから師たるよしりん先生に是非これからも私たちへ御指南くださるよう心からお願い申し上げます。

No.22 140ヶ月前

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