ひょうろくだま之介 のコメント

多くの同年代と恐らく一緒で、私は日本がアジア諸国にひどい事ばかりをしたものと思い込んでいたので、『台湾論』で描かれた台湾の方々の姿は意外・新鮮でした。「親日の国」があるという事実は私の世界観を一変させてくれました。台湾に行きたい、日本統治時代を知る方々に日本についてお話を伺いたいと思い、台湾語も勉強しましたが、どうもそれは叶わなさそうです。ただ、台湾語は今でも勉強を続けています(因みに台湾語は北京語より「声調」という音の上がり下がりの法則が複雑ですが、その代わり漢字の発音は北京語より寧ろ日本語と似ています)。よしりん師範が本書でお書きになっていた日本語由来の台湾語もまだ使われている様ですよ。
左翼は自分達の政治的主張を通す為に台湾人のかつての日本への敬意や思慕を日本社会から隠そうとし続けてきた訳で、そういう感情を持ち続けてきてくれた当の台湾人に対しても罪深い事をしてくれたものだと思います。

No.170 26ヶ月前

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