Chariot のコメント

配信ありがとうございます。
厚労省の政策に関しては、森田洋之氏の著書を読んでから多大な不信感を抱くようになりました。
薬害以外でも、国民を「検診・健診」漬けにした上、「要注意」等に相当する数値基準を必要以上に下げるなど、医療機関や製薬会社と完全にグルなのではないかと思われるスタンスが散見されます。
近年、問題視されているのは、血圧の正常値の基準が年齢を問わず一律に定められていること。
人間が歳をとるにつれて血圧が上昇していくのは自然な老化現象(硬くなってきた血管の中で血液を十分に循環させようと心臓が頑張るため)なのに、要注意となる値が若年層と同じというのは不合理であるという指摘です。
その上で血圧を下げる降圧剤がどんどん処方されるようになったのですが、老化に伴う身体の自然な作用を薬で無理やり抑えるため、副作用や別の器官の疾病といったかたちで弊害が生じると言われています。
メタボの基準も腹囲の正常数値が小さすぎる上に、やはり年齢や身長などの差が考慮されることなく一律。
そして欧米ではもはや歯牙にもかけられないBMIという値が、いまだに項目の一つとして並んでいる体たらく。
マスコミは役所とゼネコン等の業者との癒着は積極的に追及するけど、医療分野に関しては野放しですね。
深刻な事態に発展してから取り上げる、という及び腰。
それだけスポンサーとしての製薬会社の力が強いということでしょうか。
自分の身を守るためには、製薬会社もマスコミも商売でやっている、そしてこの国の役所はそういう商売に簡単に乗っかる、という意識を持っておかなければならないと痛切に感じました。

No.118 37ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細