青ネギ のコメント

 こんばんは。
 私は今、『近衛兵』の正確な意味と定義について考えております。

 小林先生は『近衛兵となれ』と呼び掛けられました。
 『近衛兵』には、君主を絶対にお守りするという「覚悟」と同時に、「品性」や「矜持」や「知性」も求められると思います。
 誹謗中傷を仕掛ける相手と同レベルに堕ちてはならないと思うのです。
 決して『因縁をつける憲兵』や、間違っても『無謬性を誇る紅衛兵』になってはならないはずです。

 誰それが反論権の無い方を誹謗中傷している!けしからん!やっつけろ!とばかりに、激しい罵倒や全人格を否定し攻撃するような投稿が、少ないとはいえ、『ライジング』のコメント欄や『愛子さまサイト』で散見されるのを残念に思っております。

 私は以前、「コロナ論は文学の香りがする」と当欄に書き込み、時浦様にブログで紹介して頂いた事があります。
 小林先生は、デマや世迷言や誹謗中傷を吐く者に対し、容赦なく舌鋒鋭く批判・糾弾・言論的制裁は加えますが、決して「人格否定」だけはなさらないのです。ですから、先生の一連の作品は高い品位を保っており、「文学の香り」がすると感じるのです。

 小室夫妻の結婚は、「小室圭さんの母親の元婚約者」によって大きな混乱がもたらされ、小室眞子さんの精神的苦痛の元を誘発したかも知れません。しかし、元婚約者は小室圭さんの「恩人」でもあり、彼の存在と支援があったからこそお二人が出会う機会に恵まれたという側面もあります。
 小室夫妻が記者会見で述べられた「支援して頂いた皆様」の中に「元婚約者」が含まれるであろう事は想像に難くありません。
 小林先生は、元婚約者の未練がましさや金銭へのこだわり等を批判されておりましたが、元婚約者の人格そのものを否定するような言動は一切なさっていないはずです。

 倉田真由美(くらたま)先生は、小室夫妻の記者会見の「率直な感想」を述べたに過ぎません。率直な感想を述べる事すら許さない、誹謗中傷だと決めつけ攻撃を加えるのが果たして『近衛兵』としての務めなのかどうか、疑問を覚えると同時に危うさを感じます。

 もちろん、「反論権の無い方に対する誹謗中傷は許されない」というのは大前提です。それを理解出来ずに誹謗中傷を繰り返す者に対しては、横っ面を叩くくらいの勢いも時には必要だと思います。しかし、「話せば分かる」相手に対しても一律に同様な「制裁」を加えることに、私は僅かながらの「躊躇」を覚えてしまいます。

 私のこのような考えは、甘いのでしょうか?それとも甘過ぎるのでしょうか?

 …といった疑問や、『近衛兵』の正確な意味や定義を「ライジングQ&Aコーナー」にて質問しようかと思ったのですが、あまりにも長文になり過ぎる事と、いきなり小林先生に質問という形でぶつけるよりも、他の門下生(公論サポーター)やライジング読者の皆様のご意見も賜りたいと存じ、ここに記す次第です。
 私はメーリス未加入の『はぐれ門下生』の身ですので、このような形を取らせて頂く事をお許し頂ければと思います。

 長文大変失礼致しました。

No.263 30ヶ月前

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