基礎医学研究者 のコメント

>>266
KAZU様

 はじめまして。基礎医学研究者でございます。わざわざ、ご回答いただきありがとうございました(いつも、勉強させていただいております(m_ m)。(以下、KAZUさんに続きます)

人工呼吸器の件についてですが、人工呼吸器による治療は肺炎などの呼吸器系疾患、循環器系疾患、脳神経系の急性期で使用する人工呼吸器治療と、ALSなどの慢性経過による人工呼吸器治療では、同じ人工呼吸器管理ですが治療内容が異なってきます。(以下、略)

→専門家としてのプロの意見、ありがとうございました。なるほど、単純に全病院に存在する人工呼吸器を動員して稼働させればよい、とはならないのですね。確かに急性期対応と慢性期対応は一緒にするのは難しいそうでございますね。非常に納得できるお答えでした。おかげさまで、理解が深まりました。

 しかし、ふぇいさんのおっしゃるように、感染症法の感染症分類が1類から5類まであって、1類と2類は指定医療機関しか診療できないという縛りがあり、新型コロナウイルス感染症がいわゆる2類感染症対応となっているので、行政側の要請で指定医療機関でなくても診療できますが、新型コロナウイルス感染症患者さんの診療を断ってもよい口実にされている以上は少なくとも一般医療機関で診療を想定している3類もしくは5類感染症に変更するしかなく、その中で特定の職業の就労制限や、(必要ないと思いますが)施設内の消毒が保健所などの行政が行える3類感染症(O-157などの病原性大腸菌やコレラなど。経口感染がメインの疾患です。)に変更することが得策と考えます。一般医療機関で診療が想定されると、
おそらく対応できる病床数は感覚ですがざっと1.5倍ぐらいは増えるかと思います。

→この部分も、専門家としての現場感覚の誠実さを感じます。結局のところ、問題の本質は、ふぇいさんが解説されていました全病床数の2%にしか相当しない指定感染症病院でしかコロナ疑いの患者を診れないということであり、1.5倍に増えれば、それだけ各病院の負担も分散されると、理解できました。

 あと、これは僕個人の見解ですが、医師はもともと尊敬され、あまり他者からダメ出しを受けたり批判にさらされることに慣れていない人が多いのか、自分の考えや認識を柔軟に変えることが難しく、逆に意固地になってしまい一切協力しないという人が比較的多い気がします。そうなるといきなり5類感染症に変更します、とトップダウンで決めて対応を迫ると、ふぇいさんの様な医療従事者としてしっかりとしたプロ意識がある方ばかりではないので、何だかんだ言って診療拒否されてあまり事態が改善しない可能性があります。意外に医師のプライドを損ねないで診療させる方向にもっていくのは難しいですが、たいていは報酬である程度は解決できますので、おだてて報酬をあげて対応させるのが得策だと思います。それがいいことだとは思いませんが、現実的にはこの対応が奏功しそうな気がします。

→なるほど。この部分も、ある意味、現場感覚としての説得力を感じました。私は先にも書きましたように、医療従事者ではありません。しかしながら、周りには研究を行っている医療従事者が多数おりますので、医療従事者の感覚は少しはわかります。たしかに、KAZUさん言われますように、自分が10数年医者とつきあっている感じからも、「良い意味と悪い意味の」プライドの高さを平均的に感じます(つまり、決して皆物分かりの良い人格者ではないということかと思います。なお、付け加えておきますが、私たち研究者の陣営にも、残念ながら人格的に尊敬できない人は一定数いますので、あまり人のことはいえません)。
閑話休題

ともあれ、医者の生態、患者側の感覚、双方を考えると、KAZU様言われるご意見は1つの方向性を示している、と私見では思います。

最後になりますが、丁寧にお答えいただき、感謝致します。
取り急ぎ、御礼まで。


No.273 6ヶ月前

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