KAZU のコメント

ライジング配信、ありがとうございます☆

ワクチンパスポートの話を読んで、アメリカに留学する時に麻疹などのワクチン接種が留学先の学校や留学先の州から義務付けられていることについて思い出しました。おそらくいま、ワクチンパスポートを提唱する方々はこのことが頭にあって提唱しているんじゃないかなと思いました。

しかし、新型コロナウイルスに対するワクチン接種の有無で施設に入ったりイベント参加の条件にするのは正直どうなんだと思います。私は医療従事者、新型コロナウイルス感染症診療を行っている身として申し上げますが、新型コロナウイルスに対するワクチン接種は基本的には自分が罹患しないようにするために接種するもので、人に罹患させないようにするためのものではないです。ワクチンに関する論文も可能な限り確認していますが、人に罹患させないという効果を述べている文献は現時点では見つかりませんでした。人に罹患させないようにする効果もあいまいなのに、ワクチンパスポートだけ導入するということは、ワクチンをいろいろな理由で接種できない人を排除することになります。妊婦に罹患して先天性風疹症候群をきたすあの風疹ですら、ワクチン接種歴や風疹の抗体がない人は妊娠活動をしてはいけないという制限はありません。それなのに新型コロナウイルスだけにワクチンパスポートを作って接種した人のみをイベント参加や施設入所を許可しようということは、個人の自由の制限と差別の助長というデメリットの方が大きく、はっきり言ってバランスが悪いです。

実はワクチンについては私は先生と意見が異なり、mRNAワクチンやベクターワクチンは麻疹(はしか)や風疹のワクチンのように生きてるウイルスを弱毒化した生ワクチンに近いものと考えており、ウイルスが感染した状況を生み出すものであるため、接種に関してはそこまでナーバスになっていません。しかし、感染した状態に近い状況を作り出すため、特に稀ですが血栓症が出現すると致命的になることもあるため、わざわざ具合が悪くなるワクチンを半強制的に国民全員に接種すべきかと言うとそれは違うと思います。新型コロナウイルス感染症問題は新型コロナウイルス感染症に罹った人が既存の医療から切り離されることが一番の問題です。そこを解決せずにワクチン接種で解決だ、というのは本末転倒ですね。ただ、ワクチン接種によって医療従事者の新型コロナウイルス感染症に対しての恐怖心が減ってくれれば、一般の方が接種しなくてもワクチン接種した医療従事者が積極的に新型コロナウイルス感染症診療に関われば解決すると思います。

職業によって求められることは変わってきます。ある特定の職業で必要な処置などを一般の人にも強制するのはそれこそ昨今しきりに言われている『多様性』を否定する行為ではないかと思います。

No.20 6ヶ月前

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