コロナ脳に罹っている人たちを客観的に「大衆」「畜群」と評するのはアリだと思います。 でも、近親者に対してネガティブな感情を抱いて見下してしまうのは、ちょっと違う気がします。 また、コロナ脳の著名人に対して「残念」と感じるのはアリだけど、その事実だけでその人を見限ってしまうのも違う気がする。 それって、「自分たちはコロナウイルスに関する正しい知識を持っている」というだけで、自分は相手を上回っているという意識をつのらせているだけなんじゃあないかな、と。 人間としての礼儀は必要なので、相手がちょっとイタいことを言ってきたとしても、「ああ、この人今はアレだから」という感じで懐深く対応するのが常識人なんじゃあないかな、と。 また、コロナ脳の著名人を簡単に見下してしまうのも「この人、スゴい人だと思ったけど、大したことなかった。オレの方がスゴいじゃん」といった「大衆」的な感覚に近いんじゃあないかな、と。 もちろん、政治家や専門家らに対しては厳しい批判をすべきだと思うし、芸能人に関しても権威主義に陥っている人に嫌悪感を抱くのは当然の感覚だとも思います。 確かに私たちはコロナ脳に罹っていませんが、それはコロナ脳の方々とはライフスタイルがほんのちょっと違っていただけだからかもしれません。 コロナ脳の方々は本をあまり読まないのかもしれませんが、その分これまで仕事に注力していたのだとすれば、それはそれで尊重すべきライフスタイルだと思います。 コロナ脳を前にして感情を害しては、こちらの負けではないでしょうか。 全否定してよいのは、インフォデミックを展開するマスコミとそれに左右される行政。 コロナ脳に対する態度は、人によりけりであるべきだと思います。
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小林よしのりチャンネル
(ID:2345820)
コロナ脳に罹っている人たちを客観的に「大衆」「畜群」と評するのはアリだと思います。
でも、近親者に対してネガティブな感情を抱いて見下してしまうのは、ちょっと違う気がします。
また、コロナ脳の著名人に対して「残念」と感じるのはアリだけど、その事実だけでその人を見限ってしまうのも違う気がする。
それって、「自分たちはコロナウイルスに関する正しい知識を持っている」というだけで、自分は相手を上回っているという意識をつのらせているだけなんじゃあないかな、と。
人間としての礼儀は必要なので、相手がちょっとイタいことを言ってきたとしても、「ああ、この人今はアレだから」という感じで懐深く対応するのが常識人なんじゃあないかな、と。
また、コロナ脳の著名人を簡単に見下してしまうのも「この人、スゴい人だと思ったけど、大したことなかった。オレの方がスゴいじゃん」といった「大衆」的な感覚に近いんじゃあないかな、と。
もちろん、政治家や専門家らに対しては厳しい批判をすべきだと思うし、芸能人に関しても権威主義に陥っている人に嫌悪感を抱くのは当然の感覚だとも思います。
確かに私たちはコロナ脳に罹っていませんが、それはコロナ脳の方々とはライフスタイルがほんのちょっと違っていただけだからかもしれません。
コロナ脳の方々は本をあまり読まないのかもしれませんが、その分これまで仕事に注力していたのだとすれば、それはそれで尊重すべきライフスタイルだと思います。
コロナ脳を前にして感情を害しては、こちらの負けではないでしょうか。
全否定してよいのは、インフォデミックを展開するマスコミとそれに左右される行政。
コロナ脳に対する態度は、人によりけりであるべきだと思います。