続きです。

もくれんさんの前に、山尾志桜里のことで言っておこうと思い出したことがありました。

山尾さんが、現上皇陛下の退位に道を開いてくださったこと、皇統の安定的継承に力を入れていること、ウイグルの人権侵害で声を上げていること、たとえコロナ脳で失望したとはいえ、コロナ以外の上に挙げたことは評価できます。コロナ脳になったから山尾志桜里の全部を評価しない、という態度は私は取りません。

もうひとつ山尾志桜里がやった功績として、「保育園落ちた日本死ね」の声を国会で取り上げて国民の前に届けた事です。

保守層知識人が言っていました。
「保育園落ちた日本死ね」は失礼な言葉だ。と。
ネットでも
“いくら切羽詰まっていても、「日本死ね」は礼儀と知性に欠ける。“
“幼い子供がいる主婦なら何を言っても許されるのか。“
等等の言葉が飛び交っていました。

問題の本質を見ずに、ただ礼儀も知性もない言葉だからダメだとか、主婦だからって汚い言葉は許さん弁えろとか、そう言う人は一体当事者意識を持っているのだろうか、と今でも私は思います。

あの一件は私に自分の思考力を深化させるきっかけのひとつでした。
それから今日に至るまで、思考の価値の順列をどうするか、私は葛藤しながら日常を過ごすようになりました。何気ない日常が味わい深いものになりました。

私は正しいことしか言えないような人は堕落だと思います。間違いを恐れて発言を躊躇うより他者から指弾されても公論を目指していきたいです。

少し脱線しました。

では続きで