先生、師範の皆さま、設営の皆さま、先日の道場、ありがとうございました。
トッキーが以前採り上げていた、コロナ脳たちの精神的本山みたいな「某小説家兼お医者様」は、最近は「ワクチンには闇の組織による毒物が隠されている」的な陰謀論を「唱えるなら私の小説のネタになる位骨のあるものにしてよ(笑)」と、陰謀論者たちをせせら笑っています。しかし、私にはこの小説家も陰謀論者も、本当の意味で「自分の命は自分のものだ」という真理から逃げていて、現世利益を求め続ける、「実存から逃避する臆病者」にしか思えません。
自分の命は自分のもの、どれだけ酷い目に遭っても、それに対する「ふるまい」を決める自由だけは残される、ヒトは独りで生まれて、独りで死ぬ…先生がずっと前から言っていたことです。ゴー宣の財産って、読者と先生たちで、このことにたどり着いたことだと思っています。そしてこの点から、この小説家兼お医者様と陰謀論者は、徹底的に逃げている。
私は陰謀論者もこの小説家兼お医者様も、反吐が出る位に忌々しいと思うのは、こういう逃避を「中立的で冷静」と言い換えて、それがバレないような社会的ポジション（小説家と医師なんてその最たるものだと思いませんか？）を拵えて、実存を揺さぶり続ける社会からの「あがり」を決め込んでいる、そういう「小賢しさ」のせいなのだと思います。
長々とすみませんでした。