遅ればせながら、今号も配信、有り難うございます。

　まず、>>18のきどうがいさんの意見、参考になりました。そうなのだけれども、災害と疫病から命を守るためというのは同価値で語れるものなのでしょうか。
　放送局の職員にこそ、ポーの「赤死病の仮面」を読んで欲しいな、と思います。舞台演出的な小説なので、マスコミ関係者には分かりやすい話だと思いますが、つまり、伝染病はどれだけ予防をしたとしても、知らず知らずのうちに忍び寄ってくるものだ、ということで、これはスキャンダルなどについても言えるのではないか、と、かつて山尾志桜里議員事件の不倫騒動のニュースを聞いた時にも思いました。
　地震とか津波などは、目に見えるけれども、疫病は感染者数と死者数という形でしか把握できず、それ故、恐怖に感じる人も多いのだろうけれども、逆を言えばかからなければそれだけのものであり、かかったら、運が悪かったとしか言いようがないです。しかし、確率的に見て、感染しない人の方が多く、社会を動かすことができるのなら、そちらを優先すべきでしょう。社会が停止してしまったら、人間は生きてはいけません。ましてや、海外の感染者数と死者数とを無理矢理比較し、どうやったらそのペースで日本で同じ事態が発生するのか不明ならば、災害対策ではなく、日常を維持することの方が重要だったのではないか、と悔やまれてなりません。
　放送局を含め、マスコミの意見がどうやったら冷静なものに変わるのか、分かりませんが、動物や植物でもその地方にしか生息しないものもあるように、人間の体にも人種ごとに特徴があるのだ、という説明を続けてゆくしかないように思います。千万人といえども我ゆかむ、といった姿勢で頑張って、この風潮を変えて欲しいと願います。

　少し忙しいので、取りあえずここで区切ります。