配信お疲れ様です。久しぶりに上野へ行きましたが、思いのほか閉店している店が多い。ランチ時は並んでいる店もありましたが、やはり人は少ないですね。体力がないところからやられていく。これは病気も経済も同じですが、なぜか前者ばかりが重視され、後者は見捨てられる。酷い話です。

尾身会長は、見えない感染源が云々と述べたようですが、問題は見えない「コロナ禍の」犠牲者でしょう。しわ寄せは弱いところへ向かいます。大人より子供、男より女、正規より非正規、日本人より外国人、健常者より障害者。マスコミはこれらの犠牲を取り上げないわけではありません。むしろ、ある程度取り上げることでアリバイを作り、自分たちの所業にヘイトが向かないようにしている。しかし、これは放火魔が火事場に赴いて同情を寄せるようなもので、完全なる偽善、いや悪と言って差し支えありません。

マスコミがコロナの恐怖を煽り、またステイホームを礼賛し抑圧策を推進しておきながら、それは大衆が勝手にやったことだから責任は負いませんという態度なら、役人に忖度をさせる政治家と何が違うのでしょう。結果に責任を負うのが大人というものです。善意だったからは通用しません。