全体主義との戦い、お疲れ様です。普段書き込みたいことがあっても、体と心が追いつかずにいます。
私は宮城県に住んでいますが、先日、初めてマスク警察に遭遇しました。面と向かって何か言うわけではなく、聞こえよがしに、「何でマスクをしてないんだ」のようなことを口にし、私が店から出ると、（彼は先に退店していましたが）車の中からこちらを睨んでいました。
新ためて、怖いなと思いました。話が通じるか否か、以前に会話が成立しない。威嚇によってしか相手に言うことを聞かせられない。そう言う人がマスク警察になって、全体主義サポーター（ブースター？）や空気発生装置になるんですね。とは言え、睨み返して彼を俯かせた私も、同じ穴のムジナです。

宮城県は、今月18日に知事がデタラメな緊急事態宣言を出したので、「警察」気質の人が「正義」を振りかざしやすいのでしょう。緊急事態宣言の内容は、さんざんよしりん先生や木蘭さんが指摘してきた内容のオンパレードです。練り歩いています。まず内容以前に、根拠法令はあるんでしょうか。どこまでできて、どこからできないんでしょうか。内容を議会で事後でもいいので審査しないんでしょうか。そもそも（失礼ですが）県議会に憲法との関係まで含めた政策の審査能力はあるんでしょうか。
内容で一番酷いと思うのは、
・仙台市中心部における通行者等
・企業の従業員、大学の学生等
・大型集客施設の来訪者等
を対象として、4月からPCRのモニタリング検査をする点です。現時点でウェブサイトの内容では、同意の有無などの要件は記載されていません。「市中において幅広くPCR検査を行い、感染状況をモニタリングする」と断定的に書かれているので、場合によっては身体拘束もあるんでしょうか。中国に住んでいるつもりはなかったんですけどね。来月からは仙台に行きたくないです。
村井知事は元自衛官ということもあってか、東日本大震災の際の対応は早かった（印象がある）のですが、混乱を利用するのに長けているだけなのかと思ってしまいます。いずれにせよ、宮城県政に長くその名をとどめることになりそうです。