マサ のコメント

ここ数日のよしりん先生のブログでの表現の自由に対する危機感に対して共感しています。

今回の事で渡辺直美さんは「私はこの体形で幸せです」と話しています。お笑い芸人としての心からの言葉だと思います。
あの体形でコミカルなダンスをするから皆にうけて人気が出たのだと思いますし、もしも痩せていたとしたらダンスの上手いお笑い芸人だね、で終わっていてここまで人気者にはなっていなかったかもしれません。でも今回の事でこれからは面白いダンスだと思って素直に笑ったら申し訳ないという芸人殺しの空気が出来てしまったと思います。
女性芸人を見て迂闊に笑ったら女性差別になってしまいそうですし、深夜のラジオでの下ネタ(風俗ネタ)に笑ったら女性蔑視と言われそうですしお笑い芸人もネタ選びに大変な時代になってしまいましたね。

ところで、3月12日の日テレ情報番組「スッキリ」でアイヌを紹介するコーナーでお笑い芸人の〝脳みそ夫”が「あっ!犬」と発言した事でアイヌ差別だと批判され謝罪に追い込まれました。この件で日テレ社長も謝罪をし、加藤官房長官は苦言を呈するという状態になりました。

ニュースでは相変わらず「差別だ」「傷ついた」などお決まりのポリコレワードが飛び乱れていますし、
ネトウヨ出身の古谷経衡は「歴史への無知があり、その無知がなまじむき出しの悪意を伴っている訳ではないからこそ、なおさら罪深いと言える」と相変わらずの調子です。

ニューズウィーク日本版 古谷経衡 猫系作家の時事評論
https://www.newsweekjapan.jp/furuya/2021/03/post-8_1.php

今回の事について、アイヌ系日本人の砂澤陣さんは「差別とも何とも思わない。笑って終わる程度の話」と言っているんですけれど・・・
https://www.youtube.com/watch?v=MvmiPJIe_TU
砂澤さんも、アイヌについて近頃やたらと振り回されるポリコレ棒について危機感をお持ちのようですね。

それにしても日本も大変な時代になりました。
(議論になっているはずなのに)選択的夫婦別姓を認めない人間は差別主義者、アイヌ民族への侵略を認めない人間は差別主義者、
同性婚を認めないのは差別主義者(改憲をしたくないばかりに倉持師範が指摘する憲法24条に対する札幌地裁の見解を認めようとせず、都合の悪い事には目を閉ざしている時点で枯れサヨクリベラルの欺瞞なんですけれどね)。

「レイシスト」「差別主義者」「ヘイト」とのレッテル貼りさえできれば議論の必要など無しで自らの理想社会に近づくことが出来ると言わんばかりの狂ったフェミニストと枯れサヨクリベラルの天下ですね。

No.140 45ヶ月前

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